夢
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宝島社というところから出ている「ドルーピーDVD-BOX」 というのを買ってみました。ボックスっていっても別に箱じゃなくて、2枚組みのDVDの中にいわゆるパブリックドメインというやつがしこたま入っているというもの。ちなみに「トムとジェリーDVD-BOX」も買いました。
「トムとジェリー」は当然知っているだろうけど、「ドルーピー」って誰でしたっけと思われる方も多いだろう。
「ドルーピー」はちょっとヌケた感じの犬のキャラクターだが、トロそうだからといって奴を出し抜こうとしても、基本的に無敵なので逆に痛い目を見る。あるいは、奴から逃げても逃げてものっぺらぼうのように先回りしている、というのが定番のアニメ。無茶苦茶な「トムとジェリー」と比べてもさらに頭がおかしい。
以前、僕はどこかで「呼べど叫べど」というエピソードを見る機会があり、そのあまりのキレ具合に強烈な印象を受けた。
今回のDVDも全体的に頭がおかしくて面白い。
しかし、残念なのは個人的に「呼べど叫べど」に匹敵するエピソードは入っていない感じがした。最初にみたのがたまたま最高すぎたのか、単にチョイスの問題なのかどうかわからないけど。
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アクションシーンはアイデアも多くて面白い。
でも寝てしまった。
上映時間の大半を寝てしまった映画についてどうのこうのと言うのは無責任ですが、めったに映画で寝ない僕が寝てしまったのには何か理由があるはず。
同じようなテンポとか、同じような音楽だとかが眠りをさそったのかもしれない。
もしかして巧妙に「面白いのに寝ちゃったからもう一回見よう」を狙っているのだろうか
ずっと起きてた人はどうでしたか?
最近は玩具原作映画が流行っているようで、
トランスフォーマー、GIジョーと来たら、次はLEGOかな?
個人的にはルービックキューブの映画化を希望します。
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最近は月曜深夜の「MADMEN」と火曜深夜の「Dr.HOUSE」を楽しみにしています。
偏屈で友達もいないハウス先生がなんだかんだと言いつつ患者を救い、たまに説教するのが某BJ先生に似てなくもない。ただ、残念なことにピノコはいません。
医療推理物といっていいのでしょうが、医学知識がない普通の人は全く推理できません。でも、テンポがよくて見てて飽きないのがすごい。
それにチームや病院内の人間関係が進展してきてさらに面白くなってきました。
毎度毎度、厭味を垂れつつの外来診察も楽しい。しかもそれが解決への伏線になってたりするのがうまい。って、僕はいつも海外ドラマに感心してますね。
近頃は患者の容体が悪化するタイミングが予想できるようになりましたが…。
オープニングもダヴィンチとかの解剖素描風?でかっこいいです。
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水曜日深夜の「CBSドキュメント」がおもしろい。
毎週3つ程度のドキュメンタリー番組を放送している。
イラク戦争やアメリカの失業問題などのシリアスな話題が多いが、イタリアのワイナリーやミュージシャンのドキュメンタリーなどの文化ものや、日本では報道されない犯罪事件などもあり多様な内容。
僕たちの知らないところでこんな世界は(とくにアメリカを取り巻く環境は)こんなことになっているんだ。
日本国内向けというフィルターのかからないことで、普段のテレビ番組では得られないインスピレーションが湧いてくる。
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目黒シネマに行ってきました。
目黒の駅前にある、二本立ての映画館です。1300円で3時間半は楽しめます
いつもDVDが出るかでないかぐらいのちょっと新し目の映画をやっている。
きょうのは「スカイ・クロラ」と「アキレスと亀」。
見ようと思ってて見損ねた映画の組み合わせだったので、ちょうど良かった。
いやーっ、どっちも空虚な映画だったな…。
2月14日に男が一人で見る映画としてはなかなか素晴らしいチョイス。そういう意味では。
この前のヴェネチア映画祭に出した日本映画という組み合わせだけど、こりゃ暗い国だと思われたんじゃない?そこのところが心配です。
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年末に録画してた「アルカトラズからの脱出」っていう映画を見た。
クリント・イーストウッドの映画。
吹き替えなのでイーストウッドがルパン声なのはいつものことだが、囚人仲間の一人が次元で、所長が銭形というキャストだった。
なんか得した気分。
そういえばルパン三世のコミックにも脱獄のエピソードがあったっけ。
それにしてもかっこいいな。最近の映画では、こういうあまりしゃべらずにかっこいい男ってなかなか見ないよね。ボーンアイデンティティぐらい?
ちょっと真似したいけど、実生活でやるとすぐ殴られそうだ。
で、この映画は実話原作らしい。
自分そっくりの人形を寝かせておくという、そんなんでだまされるか~と思っていたトリックも実際に行われた手口らしい。
実在の人物である主人公のフランク・モリスのことはwikipediaを調べればわかるが、映画の中では生い立ちも罪状も全く説明されていない。
テーマを監獄の中にだけ絞った上で、リセットした状態から人間関係を描いているのがわかりやすくてよかった。友情と脱獄以外の要素は排除。
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「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ劇場版」が封切されたようだ。ヒャホーイ。
仕事でいけなかったのですが、1/17日夜に新宿ピカデリーでオールナイト上映イベントをやってたそうで。
僕は別のところで見る機会がありましたが、劇場の大画面で見るのはマジで感涙モノ。
とにかくみんな見てね!
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ウォーリーを見てからというもの、速攻で「WALL-E」北米版のBDを注文してしまったり、俺は最近やたらとピクサー三昧である。
その中でも「ピクサー・ショート・フィルム&ピクサー・ストーリー 完全保存版」というBDを手に入れてしまったことが、もしかすると僕のアニメーション人生を大きく変えてしまうかもしれない!
はじめはショートフィルムを見たくて注文したわけだが、おまけ程度にしか考えていなかった「ピクサーストーリー」というドキュメンタリーを見て、「ああ、俺がやりたかったのはこれだ!」と思った。
たぶん一瞬の気の迷いだとは思うけど。
ピクサーはスタジオの環境がむちゃくちゃ良いということで有名だ。
なんか楽しいことがしたくて映像の業界に入ったはいいが最近別にそんなに面白くないなーなどと思っていた僕は、自転車が走り回っているようなピクサーの現場を非常に魅力的に感じる。
でも、今、そのピクサーがあるのは、当然グラフィックハードウェア開発会社からスタートした20数年前、それ以前のルーカスフィルムの一部門だったころ、そしてCGとの出会いがあったから。
ドキュメンタリー「ピクサー・ストーリー」は若くしてディズニーに入社したジョン・ラセターを中心に追っていく。
ラセターは、僕も好きな「狐と猟犬」のアニメーターだ。
彼はやがて、CGという新技術に魅せられたが、クラシックなアニメ作りの範疇に収まりきらなかったため、ディズニーからの離脱を余儀なくされた。それからCG街道をひた走り、最強CG集団ピクサーを作り上げた。
そこまで見て僕は「ああ、俺がやりたかったのはこれだ!」と思った。映像の業界で、すごい監督になりたいとか、すごい作品を作りたいとか、そんなことを曖昧に思っていたけど、具体的にはこういうことだったんだ。「ピクサーみたいな会社を作りたい!」やりたいことをやって働きたい。
ラセター氏の思いは、大好きなアニメーションでもっと面白おかしく楽しみたいといってことだったのではないだろうか。
賛成だ。
彼らにはそのキーになるものがあった。ジョン・ラセターやエド・キャットムル(それとあのスティーブ・ジョブスも!)にとってはコンピューターグラフィックスだった。僕には情熱をそそぐ何かがあるだろうか。
・・・、などと盛り上がっているが、たぶんすぐにそうでもないと言い出すのだろう。俺は。
【追記】2009/1/12
「ピクサーストーリー」は北米版の「WALL-E」ブルーレイにも収録されていました。
重複してちょっと損した気分だけど、どうせ英語はあんまりわかんないからいいか…。
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たぶん2008年最後の日記。
年末年始はテレビで映画ばかりやっているから、普段見ないようなものにお目にかかることがある。
韓流のクォン・サンウが出てる「青春漫画」というのを見た。
タイトルの「漫画」という言葉は韓国語ではどんなニュアンスをもっているのだろうか。
恋愛映画は男の視点で見るか女の視点で見るかで意味が大きく違うのだけど、とりあえず俺は男だからクォン・サンウ視点で見た。やきもきする映画だ。
俺がお前を一番愛しているのはわかってるはずなのに何ですれ違うんだよ。一番いい友達でいましょうだとふざけんじゃねーぞ。
と、まあそんな感じ。
幼馴染だからその愛になかなか気づかないみたいな良くあるパターンだけど、サンウの片足がなくなる事故が起きてもまだ「友達」とか言って別の彼氏と見舞いに来るんだよ。この女は。わかってるくせに。
でも現実にもそういう女の子がかわいいんだけどね。
俺だったら泣きたくなる。実際主人公も泣いてたけど。
んー、やはり男と女は相容れないものなのだ。
という2008年でした。
では良いお年を。
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ピクサーの「WALL・E」を観てきました。
期待通りにウォーリーはかわいい。俺的にイヴはもっとかわいい。いろんなロボットが楽しい。
前半の地球のCG表現はリアルですごい。エンドクレジットの8bit風アニメーションも面白い。
「WALL・E」の基本的なプロットには特別飛躍したアイデアがあるわけではないが、ロボットを主人公にしてやるべきことの模範的な内容を網羅していると思う。
ロボット+恋愛+環境問題、この組み合わせは黄金率だなと思っていた。
ロボットは人間を描くよりピュアに人間を描くことができるのだなと思う。現実に近い人間を描くといろいろな実際的なことが関係してくる。しかしロボットには年齢も性別も無い。好きなキャラクターを作ることが出来る。ウォーリーも700歳だが心は年寄りではない。とことんピュアな性格に無理が無い。
アルモドバル監督の「バッド・エデュケーション」とか同性愛映画も似たようなアドバンテージを持っていると思う。少なくとも男と女は究極的には分かり合えないが、男と男、ロボットとロボットなら理解しあえるかもしれない。あるいは人間はどうしたって分かり合えないと言うことがもっと浮き彫りになるかもしれない。
それにしても人間はなんていやらしいんだろう。ロボットになりたい。
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新宿ピカデリーで「トロピック・サンダー」を見てきた。
そろそろジム・キャリーからコメディトップスターの座を奪った感じもある、ベン・スティラー監督主演。
戦争映画を撮っているつもりが本当の戦場でのロケになってしまうというものだが、、冒頭に主人公たち各々の前回出演作の架空の予告編がながれるなど、映画愛にあふれた内容。
その予告編だが、パラマウントや20世紀フォックスのCIまで付いているという秀逸な出来で、映画館が明るいうちに流れたら普通にだまされる人もいるかもしれない。面白い試みだと思う。
役者も豪華で、特にトム・クルーズが意外な役で出ている。これが本当に意外で、かなりの重要人物なのに最後まで誰が演じているのか気づかない人もいたようだ。
他にも有名俳優がちらほら出ていたが、カメオ出演の多い映画はあざとくなりがちだが、この映画にはあまり厭味がなかった。
一つ一つのギャグの後こちらが笑いをこらえられないくらいの絶妙な間をとるという編集が素晴らしいく、映画館で頑として笑わない日本人なのに堪え切れずに笑い声が漏れていた。ギャグの後に冷静に考える時間をあたえるというのは、ギャグに相当の自信がなければできないはず。
妙な一体感を味わいたければ映画館で見ることをオススメします。
基本的に笑いをとりながらもストーリーもうまくまとめていて、ハリウッドの映画作りのうまさを勉強できる映画だった。
予告編でも使われていた、子供がベンスティラーの背中から刺しまくるシーンでは、2度目なのに爆笑してしまった。インパクト強すぎる・・・。
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いつも見ようと思うのが遅くて、映画館ではへんな時間から始まるものばかり見ています。
「落下の王国(The Fall)」も早起きして見に行きました。この頃朝はとても寒い。
アラビアンナイト的に空想話を語りながら、結果的には枠物語である話者と聞き手が救われるというよくある話。
なので、内容的には薄いんですが、繊細な教訓をおしつけがましくなく語るのは好感が持てる。
それにつけても映像一つ一つのアイデアが面白くて、それで世界の様々な名所絶景でロケをしていて、簡単には飽き様がない。万里の長城やエッフェル塔などほんの一瞬の1カットしか使わないというおしげもなさ。
CGなどあまり使っていないんでしょうが、きれいな映像だった。こういう映画も撮れるんだ、ということを再認識した。
こういうのはブルーレイディスクなんぞ欲しくなりますねェ。
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「ダーウィン・アワード」という映画。
人類の遺伝子プールから劣った遺伝子を排除した功績をたたえて、おバカな死に様を見せた人に贈られるという「ダーウィン賞」。実際には存在しない都市伝説のようだけど。
ドキュメンタリーではなく、ドラマ映画なのだが、主人公に同行するカメラマンの撮った映像というちょっと変わった映像になっている。
もともとダーウィン賞オタクだがダーウィン的というには程遠い臆病な主人公も、保険調査員として彼らと接していく(といってもほとんどはすでに死んでいる)うちに、少しずつダーウィン的思考に蝕まれてゆく。
低予算でほんとにくだらない映画だけど、そのくだらなさがいい。
彼らの、無意味だけど先のことを全く考えないパワフルな”死に”様→要するにその”生き”様に尊敬の念すら感じる。
主人公の説によると”第二子”がダーウィン的素因を持つということだけど、次男坊である僕にもそのダーウィン賞受賞の素質があるのかしら。
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サンキュー・スモーキングという映画のDVDを見た。
年間数十万人をしに至らしめる煙草会社の手先である「煙草研究アカデミー」の宣伝マンである主人公は、この逆境の中でもその手腕で煙草を擁護していくが・・・。
と言っても、タバコの害を主張するでも逆に擁護するでもない、”ディベート”をテーマにした映画。
日本人などと比べて議論に関しては圧倒的にスキルの高いアメリカという国の、本当の議論術・情報操作術が面白く描かれている。実際タバコに害がないなんて言うのははじめから負け戦なのに、こちらの正しいことを証明するのではなく相手の間違いを指摘してねじ伏せるとか、なかなか参考になる。
冒頭クレジットのタバコパッケージをモチーフにしたアニメーションもたのしいし、キャラクターやシナリオにもさまざまなひねりやこだわりがあって飽きない。特に、明確な喫煙シーンが一度も登場しないのは(厳密にはTV画面の中でちらりと登場するけど)、美化された情報や誇大広告ではなく”議論”を武器とする主人公のやりかたをなぞっていて面白い。
個人的には最近見た映画の中で一番面白かった。
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「ローグアサシン」を見てみました。なんじゃこれ。
???な映画です。この脱力感は・・・。そういう意味では一見の価値ありと言えなくもない。
「ボーン」シリーズ見た直後だと、まっとうな理由もなくヤクザとFBIがただ戦っとるだけというそうとう浅はかな映画に見えます。全く何のこだわりも見られないところが逆に潔い。
ジェイソン・ステイサムの日本語とか、ケインコスギとか、デヴォン青木とかちょっと独特の雰囲気をかもしだす子がたくさん出ています。というのも、「下手の横好き」と書かれたのれんが代表する相当おかしい日本描写がこの映画の売り。もしかすると、日本人にしか楽しめない映画かもしれない。
いや、ちょっとまって。アメリカ自身の描写すらちょっとあやしい気がする。
と、油断して見ていると、なにーっ、てなどんでん返しに不意打ちを食らうけど、それもどうも腑に落ちない。これは、ローグの正体はやっぱりローグかもしれないよという含みってことなのかね・・・。
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「ボーン・スプレマシー」と「ボーン・アルティメイタム」を見た。
第一作の「アイデンティティー」を見たのがもう何年も前なのでどんな映像だったかよく覚えていないけど、「スプレマシー」では監督も変わりドキュメンタリー的なライブ感が強まって、ものすごい緊張感になっている。エージェント同士の格闘シーンなどリアルな達人同士の戦いという感じでかなり迫力がある。
ボーンシリーズの緊張感あるカッティングは、「アイデンティティー」以降の007新シリーズとかに「リアルなスパイアクションはこれだ!」って感じで影響与えてるよね絶対。
「アルティメイタム」では過剰なまでのライブ感が少し抑えめになり、ちょっと欲を出したのか”狙った”シチュエーションが多くなったような気がした。そのぶんリアリティが落ちて残念。格闘シーンをとっても、モロッコ在住の工作員とのバトルはなんかキレがなくなって素人っぽくなった様に感じる。
比べてしまうと「スプレマシー」はボーン誕生の秘密が明らかになるというわけでもないしストーリーの内容は少ないが、ボーンのハードボイルドな魅力が一番出ているし、おもしろさではシリーズ一番かも。
しかし、この男「キリコ」だ。ブラックジャックじゃなくてボトムズのだよ。タフでクールなオノレミひとつで、行く先々で異能生存性をフルに発揮し、新しいヒロイン出てきてもすぐに彼女になしない。そんなところも含めてかなりキリコ。
他にも「装甲騎兵ボトムズ」との共通点は多い。ボーンが「トレッドストーン」の過去を思い出してはやたらとむせるのは「レッドショルダーマーチ」の場合と近い。
なかでもボトムズファンが喜びそうなのは「アルティメイタム」で存在が明らかになる工作員育成機関の博士の吹き替えが大塚周夫さんだったりして、あペールゼン閣下!とボトムズかなボトムかな~と見ていると最後の最後で思わず吹き出してしまう。内容もなんかこれPS計画だよ。
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「めがね」(2007/日本)
素敵な生活。
「かもめ食堂」よりもさらに何も起こらない映画。
いろいろと感想もあるけど、そんなこと言わないでボーっと見てたらいいじゃない。
でも一つだけ、舞台はどこなんだろうと思っていたら、奄美大島の与論島。
次の旅行先が決まったな。
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先日、東京都写真美術館で開催中の「液晶絵画 STILL/MOTION」展へいってきた。

前情報なしで行ったのだが・・・チラシの写真から、最新の液晶技術ではフェルメールとか昔の絵画もすごくきれいに再現できますよ的な技術デモンストレーション展かと思っていたら、全然違った。よく見たらこれフェルメールではなくて森村泰昌だよ。
だいたいどんな感じかは美術館のサイトを見てもらうとして、
http://www.syabi.com/details/still.html
なかには「絵画」でなく「映画」と分類できそうな作品もあるが、映像技術を利用した芸術作品でとりわけ絵画的な表現に近いものが主な展示。
多くは映画館やリビングのテレビではなく美術館の雰囲気の中で鑑賞することを前提とした作品なので、非常にゆったりした作品が多い。このあたりは劇映画を作っている人から見ても新鮮な時間感覚が参考になるかもしれない。
1920×1080だの29.97fpsだのという映像の固定されたフォーマットと、「動く絵画」として自由な表現の微妙なせめぎあいも面白い。
実写の合成関係をやってる友人といっしょにまわったのでで、「この超超ハイスピードカメラ的な表現はどうやっていいるのだろう」とか、「このジャギってるのは狙いか」などと、反省会も大変楽しめた。
映像関係をやっている人には、番組ともクラブVJ的なノリとも違う、普段の縛りから別の視点へと解放される大変興味深い美術展です。一見の価値あり。
ちなみに一点ものの絵画と違いいくらでも複製可能な液晶絵画、その経済構造はどうなっているのでありましょうか。僕ならDVD買うかもだけど、そういうスタンスではないだろう。
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ついに装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」最終6巻が発売されてしまった。
「バーコフ、ゴダン、コチャック、ザキ、みんなに会えてよかった。そしてワップ…。」
来週から始まる「ペールゼン・ファイルズ2」お楽しみに!
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会社の人に「チェブラーシカ」面白そうですねと言ったら、(こういうことは言ってみるもので、)なんとありがたいことにチケットをもらえたので、渋谷の「シネマアンジェリカ」というシアターで見てきた。同じ監督の作品「ミトン」の同時上映もあった。
アニメ作品だが、子供連れの客はほとんど居なくて、多数はカップル。興味深いことに男一人(僕も!)の客も結構見られた。
小猿だか小熊だか動物園にすら入れない「正体不明」のチェブラーシカ。友達が居ない、学校に入れない…疎外感が、寂しさ漂うロシア音楽にのせて描かれる。手袋が毛糸の子犬に変身するメルヘン「ミトン」にさえも、そんな居場所を探すような寂しさがある。
見た目は超かわいいコマ撮りアニメに、このロマン・カチャーノフ監督が持ち込んだテーマが、大人の鑑賞にも堪える作品に昇華させている。
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「攻殻機動隊2.0」が新宿ミラノ1のドデカいスクリーンでやっていたので、フラリと行ってみた。
オリジナルとの大きな違いは、冒頭の草薙素子の飛び降りシーンなどが他シーンと違和感バリバリの3DCGになっているとかそういうことで、チョット好みがわかれるところ。要するに見る人によっては何が2.0やねん改悪じゃないかと言われそうな内容なんだけど、根底が大きく変わっているということもないので、もう一度この名作に目を向けさせてくれたということでは、大きな意味のある上映だ。
改めて観ると、もともと画面に様々な工夫が施されているので、新たな発見がある。何度も見ることで味わいが増してくる映画。実は初めてみた時はよく意味がわかってなかったのだけど、そもそも言ってることが難しすぎて一回では理解できない。(「理解」するような結論も示されていないが)
すべてのレイアウト、美術、原画、あるいは動画の一枚一枚に、神経質なほど細部にまで新鮮なイメージが潜んでいる。これが押井監督のスタイルで、すごいところなのだと、今回のリテイクで再認識した。
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物好きな僕の大好物、アニメ+実写ということで気になっていた、ディズニーの「魔法にかけられて」のブルーレイを借りてきた。
期待していたように実写の中でアニメキャラクターが動き回るというものではなかった。しかしディズニーは「アリスコメディー」をはじめ「メリーポピンズ」「三人の騎士」など、かなり早い時期からアニメと実写の合成をやっていたので、もし今回そうだったとしても別に新しくもなんともないのである。
むしろ、おとぎ話というかディズニープリンセスの世界観から出てきた「いつまでも幸せに暮らしました」をあたり前だと思っていた登場人物が、現実の世界との愛のあり方や人々の性格の違いにカルチャーショックを受けるという、画だけでなく概念でのギャップが面白い。
ディスニー社は、残念ながらすでにセルアニメーションの部門を無くしているらしく、十数分のアニメパートは外注というはなしだが、やはりディズニーがらみのアニメーターの実力はすごい!
動きの滑らかさなどでは、前日にみた「ポニョ」すら凌駕しているように思えた。デザインなども相当にしっかり作られているが、かといって単純に日本で受けないのが面白いところ。
どちらが勝っているということではないが、これはただの好みの問題なんだろうか?
ちなみに、メニュー画面やおまけゲームがやたらと凝っています。ゲームにはセーブ機能まで付いている。ディズニーのDVDは元々サービス精神旺盛でしたが、他社でもブルーレイのソフトは総じてメイキングなどが充実しています。メニューの解像度も上がり、これからのオーサリングは無駄にお金がかかるんだろうな…。
しかし、時代の流れに逆行するかのように、僕の所有するブルーレイ版「銀河ヒッチハイク・ガイド」はなぜかコメンタリーが入ってませんでしたが。DVD版には入っているのに。ふざけるな。
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できたばかりのフロアにポップコーンの香りすらもなにやらすがすがしい新宿ピカデリー。家族連れ、恋人連れ、友達連れ、そんな客層のなかで単身の客がひとり。それは僕。
はい、さっそく見てきました。「崖の上のポニョ」。
封切られたばかりなので、詳しいことを書くと怒る人がいるかもしれないので、あまり踏み込めないですが…まあ、好き勝手に書きます。
もののけ姫以降の最近の宮崎作品の、理屈っぽい内容をむりやりファンタジーでねじ伏せようとしてねじ伏せ切れていない感じが好きなので僕は結構楽しめました。
意外にもかなり科学モノな内容。、SF的だと感じなくてもいいように作られてはいましたが、おかげでかえって知識がないと納得しにくい描写もあり、試写で子供の反応が悪かったという話もチョットうなずけます。
しかし、いままでのSF映画に海洋ネタで傑作と言えるものがあまりなかったので、大人がそういうつもりで見ればかなり新鮮です。これはおとぎ話の皮をかぶったというか、理屈っぽくなりすぎる部分をファンタジーで隠したSFなのです。
以下いろいろと思うたこと。
■ポニョが人間と魚の中間の状態のとき、蛙のような姿、顔つき。今は魚類から哺乳類の進化の中間だから両生類の状態だという意味だろう。いやいや、魚の時の方が人間っぽい顔してなかった?とにかくいちいちこういうアイデアが科学的すぎるので、小さい子には意味がわからないかもしれない。でも後で親が補足してやるとすごく勉強になりそうなので良いこと。こういう知識はいつまでも忘れない。僕も映画版ドラえもんで学んだの知識は良く覚えている。
■CGを使わないと言っていたが、別に今までもそんな使ってなかったし、これは変な言い回しだ。明らかにデジタルでないと不可能な撮影もあったし、ストレートな意味ではなく、「海」とか「グニャグニャなもの」を全部手で書きましたと言う意味なのだと思う。
気になったのはキャラクタライズされていない背景的に細かく動くプランクトン。これがCGでなく手で書いたとすればすごいリアル感。もしかして実写だったの?どう転んでもこれは面白い。
■舞台は瀬戸内海と言われているようですが、その通りだなと思ったのは、主人公の母親が運転する車がやたらとスピード出すというところ。僕の地元では、みんな飛ばします。海沿いの先が見えないカーブをなぜか飛ばすんです。それでもほとんどの人は警察に捕まったこともないしトラブルもあまりありません。
■ほとんどフルアニメーションっていうぐらいによく動きます。
■ポニョのお父さん(フジモト)がなかなかいかしてます。冒頭でハウルのようなシルエットだったので美形キャラなのかと思いや、顔を見ると忌野清志郎的なビジュアルです。今回でいちばん好きなキャラクター。結構面白そうな部分をほのめかすだけほのめかして正体不明のまま終わったので、消化不良でもあり、かえってその謎さが魅力的だった。
どこかでフジモトのスピンオフが見たい。
■主人公が親を名前で呼ぶ。アニメでは微妙な年齢はわからないので、お姉さんなのかお母さんなのかなかなか判断できなくて、まぎらわしいなと思った。幼児を一人前に扱っているというとかそういう意味なのだろうけど、ストーリー自体もそんな内容で、これはなんか妙な感じ。今までも宮崎作品に登場するの子供達は自立していたが、5才で自立はやっぱおかしい。
このへんも含めて、子供が共感しにくかったのかもしれない。
それにしても、いつも親が理解ありすぎる。トトロを見たと言っても素直に信じるさつきとメイのお父さん、腐海を研究していたナウシカを別に怒らない王様、自分自身がラピュタを探しに行っちゃうようなパズーのお父さん…。
一方理解のない親ややたらと干渉してくる親には厳しい。千尋の両親は豚にされたし、娘に厳しかったモロは殺された。なんだこれは。
そして
■アニメーションのアイデアが満載で「ゲド戦記」と比べてベテランの格の違いを見せつけたという感じ。
他人の親子関係にケチをつけるのは気が引けますが、ファンとしては意地を張らずに息子の映画の時も手伝ってくださいよと思うのだが…。この突き放した感じこそが、宮崎監督の考える親子関係なのかもしれない。だとすれば今回の「ポニョ」にもその感覚が見受けられる。
個人的な結論としては、面白かったです。
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「ガタカ」(1997)
イーサン・ホーク/ジュード・ロウ/ユマ・サーマン
なんかタイトルが妙な感じで内容が想像しにくい、ともすればホラーっぽい気もするが別にそういう要素はなくまさに純然たるSF。「ガタカ(Gattaca)」とは舞台になる架空の施設の名前で、DNAを構成する4種の構成物質を表すG・A・T・Cのアナグラムになっているという頭の良さ。
この世に生を受けた時、厳密に言うと受精卵の時点で、遺伝子情報から能力、性格、病気の可能性を読み取り、「劣っている」と判断された者は就職をはじめその後の人生を差別と共に生きていかねばならないという、「そう遠くない未来」。その不適正者でありながら、最高のエリートである宇宙飛行士を夢見て他人として遺伝子を偽装し続ける青年の物語。
SF映画の決定版スタイルともいえる、限定的な環境を舞台にしながら科学と人間の尊厳をテーマにしたサスペンス。SFというジャンルには、科学的発想の驚きや面白さとは別に、社会の問題点を誇張し訴えるという役割がある。この映画はそういう意味で、本当によく出来た映画です。
不適正者と言われた者は努力する機会すら与えられない。世界にかつて蔓延していた差別は人種など根拠なき根拠をその言い訳にしていたが、この時代ではすべてがあらかじめ決められた能力値で判断され、その判断は科学的な根拠に基づいているので、絶対に覆すことができない。これは怖い。
解消されることは未来永劫ないと思えるほど完ぺきな差別。
それでも、星空へ夢をかなえるべく、たったひとりで、圧倒的で強大な世界に反抗する主人公を応援したくなる。最終的に、他人の何百倍も努力して遂には達成する。教訓に満ちた良い話だ。
どこにでもマイノリティがいて、凡と我という意味では誰しもが個々の悩みを抱えたマイノリティであり、自分らしく生きるということは、己を除くすべての世界への反抗なのかもしれない。
その先で、自分も相手も各々が別々の悩みを抱えている、要するに「違う」と知った時に、初めて私とあなたは「同じ」なんだとわかりあえる。それがこの映画のもうひとつの結論なのでは。

イーサン・ホークとジュード・ロウの二人の魅力的なイケメンのおかげで、男同士の友情好きの人も楽しめる。
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スライディング・ドア(1998)。
4:3のアスペクト比で収録されてるけど、これってもともとテレビ映画?
電車に乗れたか乗り遅れたかというだけで、先の人生が大きく分岐してしまうという趣向の、ふたつの話が同時進行する少し変わった恋愛ドラマ。
あんまりイロイロ言うと、見る人が面白くなくなってしまう映画だと思うので、親切に(!)一番重要な部分だけネタバレしておく。
話が進むにつれて、二つのドラマを対比させるために話がごちゃごちゃして、なんだかもどかしいが、最後の最後で幸福だと思っていた分岐が一気に大不幸になり、不幸だった分岐が幸福な「運命」を予兆して終わる。このドンデン返し=結末がなかなかスッキリして見終わった感じが良い。
グウィネス・パルトロウって、すごく美人で笑顔が超可愛いんだけど、整った顔の美人だからか、この超美人が時たま見せる無表情は冷酷すぎる。(あーあーグウィネスが僕の恋人じゃなくてよかった。)
現実でもいつも笑顔でないと冷酷に見えてしまうレベルの美人というものに一度は会ってみたいものだ。
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ピータージャクソン版「キングコング(2005)」。
バトルが最高におもしろい。恐竜バトルおもしろすぎて大満足。
正直、それ以外の要素は不要だと思った。
コングの魅力は、俺たちに激しい劣等感を抱かせる。
つくづく、ひ弱な人間男なんかが、強暴で野性で超亭主関白が魅力的なコングからヒロインの心を取り戻せるわけない。と、そんなことを思い知らされる映画。
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さっそく「スピード・レーサー」を見てきた。
マトリックス以来、またウォシャウスキー兄弟がやってくれた!という感じ。
色も動きもとにかくハイテンションな映像。
映画が始まった時は、いまどきピクサーでもやらないような原色バリバリのアニメに実写を合成しましたよ的なムチャな画面にちょっとおじけづいちまったが、ほんとに色がきれいなシーンがたくさんあって、そんな違和感も存分に楽しめた。そもそもこれは、アクションでもストーリーでもなく色を楽しむ映画なんだろう。
レースものって僕は好きなジャンルだが、レース中に回想シーンをからめたりというのがうまくいってると本当に気持ちいい。このジャンルで面白い映画は大概ストーリーがシンプルになってくる。この映画は原作(マッハGoGoGo)のアニメ的な浅はかさをお話でもかなり強引に押し出しているので好みが分かれるかもしれない。なんだかバカバカしいけど余計なことを気にしなくていい。作り手はアニメ的な文法をわかってらっしゃる。
正義のレーサー以外は全員悪人で小物というのが痛快。ただ、神経を削るようなアツいバトル(サイバーフォーミュラSINのような)を繰りひろげるようなライバルキャラクターがいなかったのはちょっと残念。スポーツなんだから最終的には、強さと善悪はあまり関係なしでいいんじゃないかと思うんだけど・・・。
そのほかにも独特の世界観はいろいろなところで発揮されている。未来だからなのか人種や国家を超越しているのが不思議だ。Rainが演じる韓国人ドライバーの妹がなぜか日本人の名前だったり、バイキングっぽい悪のレーサーも明らかに北欧系じゃない奴が混じってたり。この世界では人種差別というものは消滅しているらしい。まあ、いろんな国の代表が出てくる「Gガンダム」とかみたいなもんは昔からあったけど・・・。そういえばマトリックスにも、ふだん映画であまり見ない国の人がたくさん出ていたな。
現実の未来がこんなピカピカツルツルで、その上フラットだとしたら、僕は案外嫌いじゃない。
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土曜日というのに10時から目黒で仕事があって(好きな仕事だからかまわんのですが)、帰りに新宿を少し歩いて帰った。
毎週のように新宿行ってるんだけど、このせわしない街は、気が付くといつのまにかいろんなところが変わっている。
毎日のようにどこかの店がつぶれ、どこかの店がオープンする。
その1
さくらやホビー館の前のピカデリー劇場の工事がほぼ終わったようです。
7月19日にオープン予定だとか。
早くもいろんな映画のポスターが張ってありました。
別に映画の内容が変わるわけじゃないのに、これはなんだかワクワクする。
ちなみに映画のクセにチケット2人で3万円のプラチナルームと、1万円のプラチナシートッつーのがあるらしい。なんだそりゃ。本当に楽しみたい映画に利用してみたい。
その2
いつの間にか西武新宿近くのロッテリアがバーキン(もといバーガーキング)になってました。
先日、日本に再上陸したと聞いていたんですが、今回が初挑戦。
標準メニューのワッパーってヤツ。
ちぃと大きめで一個で満腹という感じだが、食べられないほどではない。
内容は肉、トマト、たまねぎ、レタス、ピクルス。ピクルスが入ってるんで言ってみりゃ少し上等なマック系で、ちょっと肉が香ばしい。まあ、所詮ファストフードだが。
この前まではなぜかやたらとカップヌードルが食べたかったが、最近はなんかやたらとハンバーガーが食べたくなる。どこかでおいしくて健康的なバーガーが食べたい。
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「ブレードランナー ファイナル・カット」
2007/リドリー・スコット監督/ハリソン・フォード/Blu-ray Disc
1982年といえば僕が生まれる直前に、公開された映画だ。その25周年の2007年に「ファイナル・カット」版が登場した。
あらゆるサイバーパンクSFアクションのオリジナルであるこの伝説的映画を、ブルーレイでの発売を期に勉強しなおした。
基本的にそんな新しくなっている感じはしないけど、リマスターによってかなり綺麗になっている。当時の撮影がすでにクオリティの高い映像だったのがわかる。「ファイナル・カット」のマスターは4kのサイズなので、今回見たのブルーレイよりもさらに綺麗と言うことだ。
レプリカントの人数の整合性やいくつかのシーンでCGによる修正が加えられたりしているようだが、それも補助程度で近年のCGバリバリの特撮映画とは一線を画したちょっと胡散臭いSFがある意味ですごくリアル。
「名作はシンプル」だというが、この映画もご多分に漏れずだ。プロットはまことにシンプルで、基本的には敵対する4人の人造人間をひとりずつ倒していくと云うだけ。シンプルなおかげで、入魂の先鋭的な美術設定やハードボイルドな作品世界をどっぷりと堪能できる。
映像におけるサイバーパンクもの流行のはしりということだが、こんなすごいのに当時はたいしてヒットしなかったらしい。でも一般受けしなかったからといって、直後にこの映画の影響を受けた作品が、大量発生している所を見ると、日本のアニメ・マンガ関係者らは見逃していなかったどころか、大注目だったようだ。
今でもいろんなところで見かける「白髪の強化戦士」の元ネタはブレードランナーでしょうか?その白髪レプリカントのビジュアル、ネオンが輝く荒廃した未来都市など、翌年に始まった「ボトムズ」をはじめ「アキラ」など影響を受けていないSF作品を探す方が大変だ。
そんなわけで、いろいろな昇華・亜流の「ブレードランナーもの」が生まれ、今も再生産され続けてるけど、そのエッセンスとして純粋な「ブレードランナーもの」を楽しめるのはやはり「ブレードランナー」である。
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結局ひと月しか経ってないのに見てしまった!
「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」から9年が経って作られた続編。
映画の中でも同じ時間が経って、再会した二人が、また、ひたすら散歩する。
前作の最後で再会の約束をしたが、僕はたぶん二人は会わないんだろうな、でも会っていてほしいな…と思っていた。あの夜のことを小説に書き、作家になっていたジェシーは本の宣伝キャンペーンで「結局二人は出会ったのですか」と聞かれ、「どう思うかは人それぞれです」と、そこが一番気になっている現実の観客を見透かしたような回答をする。まずはそんな冒頭のシーンが気が利いている。
以前、「ユー・ガット・メール」の主人公は誰か?ということを書いたことがあるけど、僕は男だから、やっぱり今回もジェシーに感情移入して見ていた。今回もタイムリミットがあるデートだけど、一瞬でも長く一緒にいたくて話を長引かせようとするジェシーは僕そのものだ。彼の9年前への思いは、リアルな僕だ。(多くの男性がそう思うだろうと期待する。)
セリーヌのような頭がよくて詩人な女の子には本当にあこがれるが、実は女の考えていることはよくわからない。だから大概の男はそんな子を好きになってしまう。女性はこの映画を見て、やはりセリーヌに自分を重ねるのだろうか。
今回も、ロマンとリアルのバランスが心地よい。再会までにかかった9年という数字はリアル。しかし偶然にも会えたということ自体がロマンチック。リアルの中に少しずつちりばめられたロマンが、自分にもこんな恋があるかもしれないと思わせてくれる。
今度は約束していないけど、何年後かにまた会えるのだろうか…。
それにしても長回し!よくしゃべる!
車の中で会話の途中に信号待ちで停車するタイミングや、船が橋の下を通るタイミング。これ見よがしに演出されているわけじゃないけど鳥肌が立つようなドラマチックな一瞬。映画ってホントに音楽のようだな~。
たしかアイドルビデオって仮想デートみたいなつくりになっていると思うが、この絶妙なリアルさを導入すべきだ。デートビデオとでもいうのだろうか、このジャンルがシリーズ化された日には、僕は現実に目をそむけて見続けるだろう(笑)。
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いつのまにか出ました。
「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ」
異能への確信、そしてフィナーレを飾るべくいよいよ壮大な宇宙戦争が始まる第5巻!
あとは8月の最終巻を残すのみです。
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「アイ・アム・レジェンド」
2007年/ウィル・スミス
なんといっても都会でサバイバルするのがこの映画の売り。街中で鹿撃ちやって、レンタルビデオを片っ端から見て、マネキンに話しかけて、ゴルフの打ちっぱなしやったりとか。前半はほとんどこの手のアイデアに終始していて、面白いシチュエーションが続くので、最後まで話が全然進まないがそれはそれで面白い。
人類の敵にたった一人で戦いを挑むといっても、実はあんまり盛り上がらない映画で、どちらかというと「キャストアウェイ」とかに近い。
残念なことに最後はとってつけたような安っぽい感動で終わる。実は、別エンディングというのがあって、海外サイトにアップされていたのだが、やはりそっちの方が面白い。それもそのはず、別エンディングの方が先に作られたらしく、土壇場で今のエンディングに差し替わったらしい。どおりでこのとってつけた感。なるほど、別エンディングじゃないと意味のつながらないシーンがいくつかある。新しい結末では、前半のいくつかの伏線がただ意味深になってしまっている。
原作小説「地球最後の男(原題は同じくI Am Legend)」では、吸血鬼を殺しまくる主人公こそが、彼らにとっては吸血鬼だったというオチということですが(藤子・F・不二雄の短編でこれの オマージュあったなァ。)、原作の一番面白いところだけをわざわざ変えちゃうのは、なんで?まあそのままをやったら、知ってる人にはドンデン返しでも何でもないですが。ちなみに、この逆転のアイデアはDVDの映像特典に入っているコミック版アイ・アム・レジェンドのインド編に変形で使われていた。
ま、どっちにしても予告編から勝手にド派手な展開を期待してたから、少し裏切られた気分である。
関連記事?→THE BIO SAMURAI
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2002年/ペドロ・アルモドバル監督/スペイン作品
この前見た「バッド・エデュケーション」のペドロ・アルモドバル監督の「トーク・トゥ・ハー」を観た。
植物状態に陥いり見ることもしゃべることも無いバレリーナと女闘牛士、それぞれ女を愛する2人の男。コレ、なんかいい話なのかなーと思って見始めたら、やはりそこはアルモドバル監督。切なさと異常さの愛の映画。
バレリーナを愛する看護師、その深すぎる愛が怖い。結局、昏睡状態の彼女を妊娠させて逮捕される。
主人公(狂言回し?)である女闘牛士の彼氏は、同じ孤独な人間として看護師に深く同情して、刑務所に面会に行く。その友情もなんだか同性愛的な危ない感じだ。
出産をきっかけに4年間の昏睡状態から目覚めるという奇跡が起こるが、看護師はそれを知らされずに、もう会えないのならと自殺する。
相手に好かれていないのに一方的な愛を捧げ続ける、言ってみれば片思いだけど現実はそんな奇麗なもんじゃない。なんだか、愛っていうのは怖くて苦しい。
一般的に、ねちっこい俺たち男がどんなに好きだ好きだすべてを捧げると言っても、脈がなきゃ女というやつはウザいだストーカーだの言うわけで・・・嫌いだとガツンと言われればおさまりもつくんだろうが、今回は昏睡状態だからねェ。
ホント、真実の愛を手に入れるのは難しい。頑張ります。
アルモドバル監督は同性愛者として有名だそうで、映画の中にもそんな耽美だったり切なかったりな雰囲気としてフィードバックされている。
それとは別に監督の人柄が垣間見える要素として、今回も劇中劇を何度もつかい登場人物にその感想を述べさせ、「バッド・エデュケーション」でも「見る映画すべてが私たちのことを描いているように思える」とかいうセリフがあったが、監督自身の映画や演劇とのかかわり方、芸術への深い愛情が垣間見えるような気がした。
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「オー・ブラザー!」を観た。
2000年/コーエン兄弟制作/ジョージ・クルーニー主演。
おそらく1930年代のアメリカ南部。現金輸送車を襲い逮捕された"らしい"エヴァレット。彼は鎖でつながれた2人と脱獄する。3人はエヴァレットが隠し場所を知るという120万ドル目指して旅立つ。
ブルース、ゴスペル、カントリーなど、アメリカンルーツミュージックをバックに「明日なんてどうなるかわからないさ」ってな軽快なストーリーのロードムービー。全編にがちりばめられた意味深な寓話はどこか教訓的だが、あるいはむしろ人生何が起こるかわからないんだから気楽に行こうよということなのかもしれない。歌は名曲揃いでちょっとサントラ欲しくなる。
この映画、ホメロスの「オデュッセイア」が元ネタということだが、黒澤明の「隠し砦の三悪人」の仕立てによく似ている。男前とのっぽとチビの組み合わせや、実際には手に入らない埋蔵金を餌に二人に協力させる、火祭(?)のシーンなどなど。「隠し砦」では聾唖者が出てきたが、こっちは盲人がたくさん出てくる。
とにかく、教訓を聞きながらも気楽に見れる映画。3人組が犯罪者と言いながら、良心のある憎めないやつというのがすごく良い。
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新宿でちょっと時間が余ったので映画でもと思って、インディ・ジョーンズの先行上映目当てで歌舞伎町へ行ったらば、タッチの差で本編開始直後だった。他にちょうど待ち時間のない映画は・・・ということで「最高の人生の見つけ方」をみた。
大富豪のジャックニ・コルソンと自動車整備士のモーガン・フリーマンの二人がたまたま相部屋に入院することになり、同じく二人とも余命6ヶ月を宣告される。病室でいろいろありながらも意気投合した二人は残りの人生でやっておきたいことのリスト”THE BUCKET LIST(棺おけリスト)”を作り、項目をすべて消化するための旅に出る。アンソニー・ホプキンスの「世界最速のインディアン」しかり、おじいさんが活躍する映画は大好きなので、プロットを聞いただけで期待していた。
死が訪れることを認識したときにどう生きるかという重ーいテーマだ。そのわりには意外と涙もろい僕がウルッと来るようなシーンはあまりなかった。そのかわりカラッとしたさわやかさがあった。
役者・キャラクターが良い。本当に死ぬなんてまっぴらごめんな、自分のことしか考えていないやんちゃジジイのジャック・ニコルソン。それに対象的な、死は受け入れるものとでも言うような、やさしくまじめで家族のために年を取ってきたモーガン・フリーマン。この主人公二人がわかりやすくて、役者も最高だ。もちろんそれは当然として、ニコルソンの秘書役ショーン・ヘイズのキャラクターが良い。
ニコ「お前だったら死ぬまでに何かやっておくことがあるか」
ヘイズ「私なら有能な秘書に財産を譲る準備をします」
わがまま言い放題の上司に対して、真顔でそれ以上の皮肉を返す。それでいて実は並々ならぬ敬意を払っている。むしろだからこそ本当に良き部下・年の離れた良き友人として信頼を得ている。彼自身のキャラクターも魅力的だし、ジョークが映画を楽しくする。彼と上司の関係のようにストーリー上でも脇役に徹しているが、最後の最後で重要な役回りを演じる。僕は職場でかなり年の離れた上司を持っていて、前々からこの秘書のように付き合えれば理想だなと思っていた。
秘書は映画の中ではハッキリ言ってかなり脇役だが、僕ら世代が共感するために用意されたキャラクターだろう。現実に年長者とどう接するかの一つのアイデアになるかもしれない。
このテーマだけに、劇場では年配の方が目に付いたが、どんな風な感想を持ったか気になる。
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遥か昔に手に入れていた「アビエイター」のDVDをやっと今頃観た。
アメリカの伝説の資産家ハワード・ヒューズの半生を、ディカプリオでスコセッシが描いた。
ディカプリオとのコンビとしては、「ギャング・オブ・ニューヨーク」のあとで、「ディパーテッド」の前
映画を作り、飛行機を作り、空を飛ぶ。ものすごい行動力と決断力。かっこいいです。ハワード・ヒューズ。もともと金持ちなのがいけ好かんけど。
しかし、脅迫観念とか潔癖症で相当苦しんだらしい。大胆な行動力と内向的な性格が共存する不思議な人物。とんでもないことをやっちゃう人間は躁鬱みたいな人多いのかな。
そういえば、かわぐちかいじの「ジパング」にも出てきたけど、出てきたとこまでしか読んでないなァ・・・。
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復讐三部作のラスト、「親切なクムジャさん」
前回「カムサ→感謝」と言うのを聞き取れたが、「ヤクソク」はほとんど発音も同じで「約束」なんだね。「クムジャさん」というのを「クムジャシー」と言っていたが「クムジャ氏」ということのようだ。コレ、なんか韓国語しゃべれそうな気がしてくるんだけど、たぶんそんなに簡単ではないのでしょうね。
(「チャングム」やってたイ・ヨンエの演じる)クムジャさんが、13年間の監獄生活で得た協力者と共に、自分に罪をなすりつけた男への復讐を果たすと言う映画。
前ニ作で蓄積・練成されたアイデアを一気に出したと言う感じで、映像的シナリオ的にもすごく凝ったものになっている。二作の主役俳優が登場したり、「いい誘拐と悪い誘拐がある」等のセリフなど前作からの様々な引用もあり、集大成的に一段と密度が増している。
大きく分けて二部構成になっており、仇であるペク先生を捕まえるまでという前半と、後半ペク先生を拉致してからのその殺害というふたつシークエンスがある。お約束?の暴力描写は全体的にマイルドになっているが、後半の復讐が成就されるシーンでは、他の映画では殺し合いの螺旋の外にいるはずの”被害者遺族たち”が「12人の怒れる男」風に急に出てきて直接手を下すという、これまでよりモロの感情が一層痛い趣向になっている。
今までは復讐者に対しても最終的には不幸が与えられたが、クムジャさんには「赦し」らしきものが訪れたことも前二作と大きく違う。
そのへん、今回のテーマは「復讐」から少し昇華されているようだ。劇中でキリスト教的なモチーフをだしてしきりに「贖罪」ということを言っている。しかし個人的には、むしろ意味不明な不幸に対して、赦しではなく復讐という救いを求めたような気がする。そもそもクムジャさんはそんなに悪いことはしていないはずだ。贖罪贖罪と言っていたのでクムジャさんも悪意を持って児童誘拐に手を染めたのかと勘違いして見てたが、ペク先生にだまされて不幸をこうむっただけだ。
「復讐者に哀れみを」ででてきた「いい誘拐と悪い誘拐がある」と言う台詞がもう一度使われていたけど、そのへんヒントにもう一度見直して比較してみると、面白いかも。
罪に対して少し厳しすぎると感じるのは、日本では韓国ほどキリスト教が盛んではないからというのもある?
他にもいくつか面白いなと思った、文化の違いもある。
食卓で茶碗を持ち上げないので、ご飯が口に運ばれるまでの長い滞空時間に落とさないかハラハラした。
なんにしても韓国映画の出来のよさには関心する。しかし隣国とはいえ人間が発する感情の激しさが全然違うのが、なんとも不思議だ。現代日本を舞台にしてはこの話は作れそうにない。
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ジョージ・クルーニーが出てる「フィクサー」を見てきた。
チケットを貰ったのだが、渋谷のシアターNという映画館以外ではほとんどで終了していた。シアターNのスクリーンはかなり小さい。そこそこの金持ちになればホームシアターレベルの大きさかもしれない。ただ、ほとんど貸し切り状態だったのでくつろいで見られて画面の小ささは気にならなかった。
フィクサー(もみ消し屋)の表の顔は弁護士であり、不正義であっても契約した仕事をこなすという職業への葛藤。普段は世の中はそんなものだと思っているが、そこにとてつもなく大きな陰謀が絡んできたときに、不正義に目を瞑ってはいられなくなる。
社会派で硬派な話だが、難解な設定ではない。しかし、独特の非説明的なシナリオやカット割りのせいで前半はちょっと分かりにくい。が、一度世界を理解してしまうとかなりワクワクする。
最終的にちゃんと正義が実行されるのが痛快だ。
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真田広之が出てるイギリスのSF映画「サンシャイン2057」を観た。
太陽が不活性化しているところに、原爆を持って行って再び活性化させようというお話。まず、予想通り真田サンはすぐに死にます。
全体的にクラークの短編のようなリアル系宇宙SFな作風だが、前回のミッションで消息を絶っていた宇宙船とランデブーした中盤からは、急にホラーやアクション寄りの作風へ変化していく。この辺は好みの分かれるところだろう。個人的には「2001年」よろしくファンタジーへ飛躍してしまうのは全然かまわないのだが、「サンシャイン」は変なおじさんが追いかけてきたりしてちょっと頭の良くない方向へ行ってしまうのがいただけないと思った。
宇宙船の中の農園や、太陽光を遮断するフィルターなど、狭い宇宙船をいろいろ考えられていて映像面もSFSFしている。中盤以降、サブリミナル効果やデジタルエフェクトをスタイリッシュに使っていて、かっちょいいPVのような映像がハードSFにミスマッチな感じもして面白い。(むしろ神秘性のあるハードSFとしては王道かな?)
やはり、盛り上がるとともにハードSFから離れていったのがちょっと残念。しかし久しぶりにシリアスなSFを見れてうれしい。
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「この世の外へ クラブ進駐軍」を観た。最近見る邦画にはもれなくオダギリが出てるな。でも、おかげで好きになっちゃったから別に良いんだよ。
戦争を背景にした青春群像劇では、戦争(とりわけ特攻)へ行く若者達の最後の青春っていう言うのがよくあるテーマだけども、今回は戦争へ行くのは朝鮮戦争へ送られる米軍兵士。日本の若者はというと、日本の戦争はもう終わってて引き上げてきてからアメリカ人のためにジャズをやっている、というちょっと変わったパターン。
登場人物の年齢と近いせいか、等身大に感じられる。僕らと違うのは、食うために音楽をやるのか、音楽のために生活を捨てるのか、そもそも音楽ナシでは生きられないのか、時代背景が時代背景だけに現代の芸術志望者よりも、それがもっとずっとハードで真剣な感じがする。と言って、それ現代劇でやると暗すぎるけどね。
わたくし、全然関係ない「ダニーボーイ」を仕事で良く聞きくのですが、主人公らは本物の「ダニーボーイ」をはじめ、いくつかの洋楽スタンダードを演奏する。やっぱり音楽が良いと映画の感動は水増しされる。
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アニメ「茄子 アンダルシアの夏」を観た。
スピード感はもちろんのこと、人間の仕草や表情の作画が凄い。
強い太陽光の表現、レースシーンの3D的2D的なCGの使い方も各々面白いしうまくまとまっている。デジタルを使いこなしている感じがある。
レースと並行して回想や周囲のドラマが展開していくという作りも、僕の好みに合っている。
でもあんな細い車輪で街中を60キロで飛ばすなんて怖くて僕にはできません。
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ここのところ韓国がらみの映画ばかり見ていたので、すっかり韓国語の発音が耳触り良く感じてきた。意味はわからないけど。あ、ひとつだけ、カンサ(感謝)っていうのだけは聞き取れるようになった。
パク・チャヌク監督の復讐三部作。その第一弾「復讐者に憐れみを」。
第二弾の「オールド・ボーイ」の方が日本では派手に紹介された関係で、観る順序が逆になってしまったけど、別に続きものじゃないようなので、問題なし。
「オールド・ボーイ」の方が映像と設定がヘンテコで面白そうだったが、見終わったら「復讐者に憐れみを」のほうが哀愁漂い、好み。好みなのには大きな理由がもう一つあって、「復讐者」の方がちょっとだけ痛くない。痛いし近親姦まで扱ってる「オールド」がR-15指定で「復讐者」がR-18指定なのは何でだ?
「オールド・ボーイ」では舌を、「復讐者」ではアキレス腱を切断したりととにかく”痛!”なシリーズ。パク監督の”痛み”へのこだわりは半端じゃない。
浅い傷、深い傷、鈍器、包丁、腐乱死体、拷問、吹き出る血・・・。水、しょんべん、スープ、あらゆる液体にほのかに血が混ざる。
芸術的な残酷さとストレートな残酷さを使い分けるこの監督はタダモノじゃない。この人ほんとの猟奇殺人者なんじゃないか?この妄想力は尊敬に値する。あまり見習いたくはないけど。
そして暴力美だけではない。女子供にはさっさと退場(死んで)もらって、最終的にはハードボイルドの男の世界。復讐しあう理由はいつも、どうしようもない運命のいたずらから。これを真っ当な悲劇と言うかは知らないが、とにかく悲しい。
どちらも復讐者ゆえに、ある意味ではどちらも優しい人間。その正義同士が殺しあうのだからどうしようもない。勝利者といえども最後にはあっけなく殺される。壮絶な感情のぶつかり合いに慈悲の入り込む余地はない。
個々のキャラクターもすごい。
電気会社の社長は娘の仇を感電死させ、心優しき難聴者は優しいが故の容赦なき暴力で殺しまくる。ペ・ドゥナが演じるちょっとキレぎみの革命主義女は、僕ならコロッと魅了される可愛さだが、やっぱりこいつも容赦なく殺される。
三部作第三弾の「親切なクムジャさん」も近いうちにDVDを探して見てみようかと思っとります。
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ひさしぶりに「パッチギ!」を観た。やっぱり面白い映画ですね。
民族対立を軸にして、日本人少年と在日朝鮮人の女の子の恋とか、不良少年たちの友情を描いていく。
60年代後半は、グループサウンズに、学生運動、フリーセックスとかとか、なんだかよくわかんないけど「現状をぶち破りたい」っていう時代だ。タイトルの「パッチギ(박치기)」というのは「突き破る」とか「乗り越える」(ついでにアンソンの得意技「頭突き」)とか言う意味だそうだ。壁を乗り越えていくパワフルさがこの映画のテーマだ。
この映画って、歴史認識がちょっと偏ってるとかどーとか言われることもあるけども、別にその時代を知らない僕らが見て偏見を持つような内容じゃない。映画の設定は時代がかってるけど、目の前に横たわってる壁とか河とかを乗り越えられるかどうかっていう話。
僕らの現状に置き換えてみたら僕らってすこし元気が足りないんじゃないかと思えてくる。この映画では、、とにかく何かを乗り越えたくて、方法は何であれ間違っていようがどうだろうが誰も彼もが泣いたり騒いだりしてる。これはけっこう魅力的な生き方じゃないか。
青春映画の主人公ってなんでか寺の息子という設定が多いのだが、特に今回はその他にもちょっと思い当たる節があったので、何ともまあ・・・。
※ちなみに大林宣彦の「さびしんぼう」は瀬戸内の寺の息子で、チョコアレルギーというところまでが一致している。
オダギリジョーは、最近のちょっと時代がかったやつには必ず出てるような気がするが、やっぱり結構いい演技してる。かっこいいっす。
あと、エリカ様もこんな時代があったのね。
在日の登場人物は日本語に韓国語を混ぜてしゃべるので、字幕の出るタイミングちょっとおもしろい。
・・・ちなみに「パッチギ!LOVE & PEACE」の方は、続編だが前作とは趣を異にする。どっちも日本人であることが嫌になるのは変わらないけど、より暗く現実的。和解もなければ突破も無い。各々がマイノリティーを再認識しただけで、何も「乗り越え」られない。なんかだか、おとぎ話のハッピーエンド後を見せられた感じ。生まれた子供は病気になり、結ばれた二人は無かったことになる。
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「転々」を観た。
さびしい時に見ると元気が出る映画かもしれません。
二人は別段美しくない街・東京を散歩する。
ゆる~くひたすら歩いてるだけの話からどこへ発展していくのかと思ったら、親を知らないオダギリと子供を持たない三浦が家庭を演じることになって、これがまた微笑ましいかんじで、ほんのちょっとホロリとしてしまうような。
結局、三浦友和はオダギリの本当の親父だったのかとか、じゃないとしたらなぜ散歩の道連れに選んだのだろうとか、そういう回答は全然なくて、スッと始まりスッと終わる。
こういうのもいいですね。似た路線の映画って他にないかな?
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「ブラザーズ・グリム」を観た。
「未来世紀ブラジル」「12モンキーズ」そして、「ロスト・イン・ラマンチャ」でいろんな意味で虜になってしまった、鬼才?いや奇才??いやいや変才のテリー・ギリアム監督のダークファンタジー。
美術デザインなんかはいつものように独特な世界観。でも、なんか特撮が荒い・・・。「ブラジル」の頃だとこれでもすごかったんだけど、ほかの作品でもっと凄いCGを見なれちゃったからなァ。
コメディタッチで、設定も面白い。でもなんかつまらん。このジャンプの読みきりで載ってそうな薄っぺらさは、シナリオが薄いんだろうな。いや、一番の原因はやっぱり画力かなァ。
僕が敬愛してやまないギリアム監督、これからも頑張ってください。
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「かもめ食堂」を観た。
すごくヨーロッパ映画っぽい色遣いと構図・テンポだと思った。これは意識してそうなってるのだろうが、フィンランドで撮ったからこうなったのかもしれない。
先日見たドイツ・オーストリア映画であるところの「いのちの食べかた」と雰囲気がよく似ている。「いのちの食べかた」は淡々と食料の作られていく現場を捉えたドキュメンタリーだから「かもめ食堂」と比べるともちろん何か凶暴なテーマも隠れている。でも映画の見た目やスピードは似ている。自分自身が旅行したヨーロッパも今思えばこんな体感スピードだったかもしれない。
はじめは客のいなかったかもめ食堂にも一人ずつ客が増えていく。でも、サクセスストーリーじゃなくて、いつどこが変わったのがわからないくらいのスピードでぼちぼちと変わっていく。いつまでも変わらない感じ、それが心地よい。
でも実際にはゆっくりと変わってゆく。一度悪い方向へ行ってから、よい方向へ引き戻すのが映画というもの。だが、この映画はゆっくりといい方向へだけ進む。
物語の後ろの方で「ずっと同じではいられないものですよね」というセリフがある。この言葉には変わっていくことへの切なさもあるけど、返すセリフで「いい感じに変わっていくといいですね」と、フッとつぶやく。「今」がすごく心地の良い状態で、このまま続いてほしいな、と思っているときにも、元々あった状態が変わって「今」になったように、「今」は今この瞬間にもゆっくりと変化している。ただ、なんとなく悪い方向へ行かないように気をつけているだけで、避けられない変化の中にも恒常的な心地よさをキープし続けられる。なんかそんなようなことを言ってる映画なのではないでしょうか。
劇中で口ずさんでいる歌「白いカーネーション」とエンディング主題歌「クレイジーラブ」はどっちも僕の好きな井上陽水の曲。なかなか良い選曲センスしています。
ガッチャマンもね。
ずっと店の前で睨んでたおばさんが、かもめ食堂のメンバーと触れ合ったとたん、次に登場した時にはすごくかわいくなっていた。なんかほほえましい。
こんな食堂を見つけたら、ちょくちょく行ってしまうだろう。
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「舞妓Haaaan!!!」のDVDを観た。
スピード感があって面白い。
舞妓さんかわいい。特に柴咲コウじゃない方のヒロインの小出早織が舞妓さん向きの顔立ち(?)で似合ってる。見てるだけでニヤケてくる。
阿部サダヲと堤真一の出世バトルは、江川達也的(あるいは島本和彦的?)で非常に自分好みだった。
二度言うが舞妓はんかわいい。
でもこの映画みたいに愛のために突っ走れたら素敵だなァ。おれも突っ走りたいよ。
もちろん別に相手は舞妓さんでなくてもいいです。当然、舞妓さんなら、なお良しです。
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「主人公は僕だった」を観た。
ある日、自分の行動を解説するナレーションが聞こえてくるようになる。実は自分は小説の主人公だった。その声はこう言う「これが死の原因になろうとは、このときは知るよしもなかった」。
よくこんなことを思いつくな~。
映画の根底を覆すひねったアイデアで、頭脳明晰に作られた映画。
なんじゃこりゃなサスペンスだけじゃなく、お菓子くてキュートな恋もあって、良い雰囲気。
僕の一番作りたいジャンルです。
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クリント・イーストウッド監督制作主演「許されざる者」をみた。ブルーレイで。
西部劇には詳しくないので、古典的な西部劇と比べ、この映画がどのような位置に来るのかわからないが、正統派な感じ。
タイトルにあるように、罪や善悪をテーマにしているようだ。
登場人物にしたって善人もいなければ本当の意味での非道、悪人もいない。小者も大者も主要な人物全員がなんかしらの罪を背負っている。
・・・かと言ってそんな難しい話じゃない。ちゃんと西部劇らしいデフォルメーションの利いたキャラクターが出てきて、ヒーローものとしても機能する。
主人公マニーにしても元ビリー・ザ・キッド並みの悪党。しかし改心してから11年、少し情けない農夫として暮らしてきた。そこはクリント・イーストウッドだからそれはそれでカッコイイのだが、賞金稼ぎの話が転がってくると、マニーは2人の仲間を得て、悪人を殺しに行く。はじめはからっきし駄目だが、徐々に殺しの勘が戻ってくる。町を牛耳る保安官に仲間が殺されたと言う報告を聞きながら、止めていた酒を決意と共に口にする場面が特にカッコイイ。なんというか一言で説明すると「るろうに剣心」。
現代社会のフィルターをはずしたストレートな苦難や哀愁、そこに痛快なアクション。西部劇にはシリアスとコミックが共存する。良く考えると日本の時代劇と同じだ。映画の王道と言う感じがする。
個人的には、渋い洋画は渋い吹き替えに限る!
栗貫・・・じゃなくて山田康雄の声はいいですね。でも最近栗貫の方が聞きなれちゃって、本物が偽者っぽく聞こえてしまうという罠。
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毎日ではないが、寝る前に映画を見ている。
最近見たもの。
■「バッド・エデュケーション」
またホモ映画だ。淫らだが、切ない映画だった。主要な登場人物が全員同性愛者ってのが、ちょっとありえない気もするが・・・。人間や愛を語る上ではそっちの方が都合がいいのかもしれない。
ヘドウィグもそうだが、映画のドラッグクィーンを嫌々ながらしばらく見ていると、親しみ、美しいとさえ感じてくるあの感覚はなんなのでしょう。やっぱり綺麗なだけの女なんて打算的で・・・以下略。
スペイン映画。これが興行成績1位になったりするスペイン。ヨーロッパってやっぱり芸術への関心が高いな~。
■「ゴッドファーザーpart2&part3」
何を思ったか2本続けて見てしまった。次の日会社に行くのがつらかった。面白いから長さがあまり気にならないが、part2なんか200分以上ある。
part3は駄作などといわれることもあるが、ラストのオペラシーンの緊張感はヤバい。
以下微妙なもの
■プロジェクトBB
赤ちゃんはかわいいけど、それが無駄に長い。アクション少ない。ジャッキーは人間語らないでいいから、一人でも多くの悪人を殴ってくれと思う。
■ニュースの天才
出オチ。視聴者には主人公が記事を捏造してるってさっさとわかってるのに、しつこく粗探しするもんだから、なんか、嘘つきをよってたかっていじめるだけみたいな変な映画だと思った。
主人公に全くいいところないから共感できない。大統領が読む雑誌だから世界を良くするために嘘書いてましたってわけじゃないし、それで「その後この話を本に書いて売りました」だとーっ?ウソつきが金儲けましたとかなんじゃそりゃだ。
いい人っぽい前の編集長もいい人ってだけで話に全く絡んでこない。
ヒロイン?もしつこくかばってくれるが、やさしいというより現状を把握しないただの馬鹿女という風に見える。
ヘイデン・クリステンセンがまた暗黒面に落ちている。エピソード3でも見せていた泣きそうな目がいいよね。
相手編集者との知略戦とか、ユージュアルサスペクツ並みのどんでん返しがあったらもっと面白かったんだけどなァ。
脚本の矛盾回避や伏線張りのタイミングにこだわりすぎた挙句、逆に面白くなったんではないかと。いろんな意味で残念な映画です。
■ゴーストライダー
前半とかいい話なんだけど、この映画って4人の敵とバトルして一人ずつ倒していくってのが面白いはずなのに、そこはやたら淡泊だった。
なんでせっかくのバイクでチェイスしないんだ。スピードタイプのボスキャラ出して、あの炎のバイクで対決すると痛快だと思うんだけどなァ。先代のおっちゃんとか、CGの骸骨顔含めてゴーストライダー自身も結構いい線いってるキャラクターはいるのだが、とりあえずバトルは淡白だった。
■スーパーノヴァ
事情でいろんな有名監督が途中で降りたと言うので見たが、やっぱりそういう出来だった。
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サンライズと言ってもガンダムを作っている会社ではない。というのは照れ隠しで、恋愛映画の感想です。
ジェシーは明日の朝の飛行機でアメリカへ帰ることになっている。セリーヌはパリへ帰る途中。列車の中で出会った二人は、ウィーンで途中下車して一日限りのデートをする。
僕はウィーンには行ったことがあるので、リンクの路面電車や美術史美術館なんかが出てきて結構懐かしい。ヨーロッパ旅行の雰囲気が伝わってくる。
そういうわけで、この映画は恋人たちの会話と、ウィーン観光を楽しむ映画のようだ。
物語といったらずっとデートの会話を聞かされるだけ。ふたりの楽しいおしゃべりだけど、この恋にははじめからタイムリミットが付いている。川辺のレストランでふたりは、朝日が昇って明日が来たらもう会わないし連絡もしないと約束する。どんな夫婦もいずれ仲が悪くなるものだし、そういう大人な恋があってもいいんじゃないかって。
いや、観客としての僕はそんな約束はさっさと取り消してほしいと思って見る。
で、当然の如く、次の朝列車が出発する間際にキスをしたら、やっぱりまた会いたいよということになる。といっても、映画のラストにふさわしく気が利いてて、連絡先を交換なんかしないで、半年後に同じ場所で会おうということで別れる。
ちょっとロマンチックだがリアリティがある。デートのドキュメンタリーのような映画だ。経験豊富というわけではないので偉そうなことはいえないが、このふたりの初々しい恋にはみんないろいろと思い当たる節があるんじゃないすか?リアルな会話だから、似たようなシチュエーションもあったはず。僕もイーサン・ホークのように気の利いたポエジーなことを言えれば、過去のさまざまな失恋も予防できたんであろうか。
この映画は結局結末がわからないのが良い。半年後どうなったのかすごく気になる。気になるところで、ふたりの9年後を描いた続編「ビフォア・サンセット」という映画がある。でも、せっかくなので、恋人たちと同じく半年ぐらい寝かせてから見てみようと思う。
んーでも辛抱できないですぐ見ちゃうんだろうな。そんなだから振られるんです。
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最近の北野映画はますますカオスさとアカデミックさを増している。僕は自分でも変で真面目な映画を撮りたいと思うことがあるので、最近の北野監督の作風にかなり共感が持てる。だから「TAKESHI'S」も好きだが、周りの反応を見るとかなり意見の分かれるところ。
そのナンセンスぐあいにある程度普遍性が加わったのが「監督・ばんざい!」。
前半は様々な映画へのオマージュ。小津風あり、忍者ものの馬鹿らしいチャンバラシーンあり。特に昭和30年代の足立区の映像化は常々出身者や北野武の著作で聞いていた通りのカオスさで、それはそれとしてかなり面白い。
そういうわけで監督がどんな映画を撮ってもうまくいかないで頭のおかしくなって最後にたどりついた映画というのが、中盤からずっと続く。これが最高にナンセンスで面白い。やはりこの監督はお笑い芸人なのだなとも思う。
岸本加世子と鈴木杏の母娘の馬鹿っぷりが可愛い。しかし後から出てくる他の登場人物達は、もっと途方も無くバカ。
良く考えると前半シリアス気味の話は消化しておいて、後半ずっとコントが続くだけという作りは「菊次郎の夏」と同じ手法ですね。
それにしてもこういう変な映画つくりたい!
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観たい映画は必ず無いというウチの向かいのゲオにやっぱり置いてなかった「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のDVDを手に入れたので見た。
アングリーインチとは性転換に失敗したヘドウィグに残った傷跡である。
プラトンの「愛の起原」(男と女はもともと一つのいきものだったというやつ)をモチーフにした主題歌が象徴的であり、そのとおり前半のヘドウィグは自分の片割れを探しているように見える。それは現在の恋人なのか、自分の曲を盗み自分を捨てて行ったロックスターなのか。
いや、ホントは自分を探していたのだ。原作はミュージカルだから、ラストでもセリフでは多くを語らない、だから何のことやらよくわからないが、最後にはヘドウィグは本当の自分を見つけたようだ。
[08/05/07追加]もう一度見直して、ますます気になったのは、ヘドウィグの現在の恋人イツハク役を演じているのが女性と言う点。これは何を意味しているのだろうか?また、なぜカツラをかぶるのにヘドウィグに隠れる必要があったのか、それは上映時にカットされたシーンに答えがあるようだ。
劇中の描写によるとヘドウィグは先天的なゲイではないようで、言ってみれば幸か不幸かゲイにならざるを得なかった"普通の"人。それに対して、相手役のイツハクが役柄上は男でありながら画面に写る姿としては女性、それが女になりたい男を演じていると言う点で、セクシャルマイノリティの複雑性を表現しているように思う。といっても、彼にまつわるシーンがカットされているので良くわかんないけど。
二人が最終的にどうなったのかは描写されていないのだが、二人の関係はジェンダーの束縛から完全に開放されたのだろう。
難しい話は抜きにして、ヘドウィグ率いるアングリーインチが歌う曲は名曲ぞろい。サントラが欲しくなります。「愛の起原」のアニメーションもなかなか楽しい。山本耕史の日本版ミュージカルも見てみたい。6月かー、誰かいっしょにいかないかな。
いやー、オカマでなくても、人間、怒りは大事だ。ぶっ壊したら中身が見えてくるかもしれない。でも怒りは最終的な手段にはならないよ。
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「ミュンヘン」を観た
虐殺への報復。復讐への復讐。誰かがやめなければ永遠に続く殺し合い。クローゼットで怯えて眠る。それが嫌なら誰かがこの無意味な闘争から手を引かなければ。いや、殺すのをやめたところでこの無間地獄、簡単には終わらないのかもしれない。
イスラエル人でもパレスチナ人でもない日本人にはなぜこんなことが続くのか理解しづらい。しかし世界にはそちらサイドの人間がことのほか多い。つくづく民族の悲劇は果てしない。
すごくシリアスで難しいお話かと思ったら、(テーマは重く難しく答えが出ないが)暗殺の緊張感に手に汗握る作品だった。娯楽映画として十分以上に楽しめる。
やはりスピルバーグ監督作品は安心して観られる。クリスタルスカルの王国早く観たいぜ。
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ピーターラビットのアニメーションを見たくて「ミス・ポター」を借りてみた。
映像の導入は描画中の水彩画のアップ、続いてイギリス湖水地方の美しい自然風景、そんで20世紀初頭?のロンドン。イギリスの魅力たっぷり映像が奇麗です。
物語はあんまり山も谷も無くて非ハリウッド的。唯一の事件である恋人の死後に、すぐに新しい男が登場してそいつとくっついて終わり・・・みたいなところはなんともイギリス映画ぽい。まあ、伝記だからそういうこともあろうと言われればそれまでだけど。
アニメーションの挿入もかなり控えめで、他作品のように話には絡んでこないしキービジュアルになるほどにはあざとくない。あざとくはないが物足りない。この辺はどっちもどっちなのだろう。
主人公と恋人役を演じているのは、レニー・ゼルウィガーとユアン・マクレガー 。「恋は邪魔者」でも共演していたこのカップルにはなんだか好感が持てる。
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「紀元前1万年」を見てきた。
この前みた「アポカリプト」と共通する部分は多い。が、歴史モノと言うよりは「ウォーターワールド」や「ポストマン」みたいなファンタジー冒険モノだ。そもそも時代考証は嘘っぱちだ。(といっても一応、エジプトの地にピラミッドを建設したのはハム人の古代エジプト文明ではなく、それ以前の文明かもしれないという学説をヒントにしているようだ)
それにしても、PCゲーム・エイジオブエンパイアのキャンペーンモードっぽいお話だ。
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渋谷のシアター・イメージフォーラムでずっとやってる「いのちの食べ方」を見てきた。
ニュース番組などで結構話題になっていたのでご存知の方は多いと思う。
僕たちがいつも口にしている食べ物はどのようにして”作られて”いるのか?鶏、牛、豚、魚、レタス、オリーブ・・・”生命”をいかにしてつくり、”食品”へと変えて行くのか?
野菜が、大量に生産され、刈り取られていくことには特になんとも思わないが、やはり動物が流れ作業で殺されていくのは異様な感じがする。

ナレーションや字幕など余計な情報を全く排して、農場など食糧工場の作業風景を紹介しながら、 合間に作業者の昼食を見せて行くという作り。
牛の帝王切開、殺される直前に震えだす牛、宮崎駿のロボットのような動きの作業車・・・など印象に残るシーンは多かった。それが日常である世界が存在する。
ただ、1カットが25秒前後と長く、音楽もセリフも一切ないので睡魔と闘うのが大変だった。
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ブルーレイのレンタルがあったので、「狼たちの午後」を借りてみた。
銀行に強盗に入ったはいいが、ミスっちまった二人の男。金庫に金は無いし、仲間はビビッて逃げ出すし、250人からの警官に囲まれちまう。そんな銀行立てこもりのシーンが延々と2時間も続くのだが、真夏に空調が切れた街角のうだるような暑さ、それに伴って事件の成り行きがグダグダになっていく感じが良く伝わってくる。
邦題に「狼」とあるが、要するに内容は全然「狼」では無い。落ち着き無くしかも結構良い人な強盗、アルパチーノの演技に注目。また、相棒役のカザールの神経質男にも好感がある。駄目なルパンと次元と言う感じがする。
ルパン三世の漫画が始まったのはアルパチーノがデビューする前だと思うが、あの漫画って、この頃の映画の影響を受けているのだろう。
滑稽な話だが、実在の事件の映画化ということだそうだ。

切羽詰ってかっこよくないアルパチーノとカザールが妙にかっこいい。
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CGアニメ「ハッピーフィート」
ブルーレイで見たアニメ。これを見るならぜひHDで。
終始無数のペンギンが画面を覆い尽くしている。はじめからずっとなので目が慣れちゃって驚かなくなるが、このCG技術はすごい。
後半に出てくる人間は実写だよね?なにしろCGすごいので、もしかすると・・・。
主人公の属する種族(皇帝ペンギン)は、みんなそれぞれの「心の歌」持っている。しかし彼はそれが”タップダンス”だった。そのため仲間外れにされる。
でもせっかくのタップダンスなんだが音が小さく、やっぱりほかの奴らの歌に負けていたのが残念。スピーカーの問題だろうか?
そしてお話は、なんか偽善っぽい感じもする。
ペンギンの生活を、あまりデフォルメせずに見せているかと思いきや、宗教らしきものがあったりして、なかなかほかでは見ない動物アニメで、面白い。
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『アポカリプト』をみた。
マヤ文明後期に生贄確保のためにじわじわ周辺部族を滅ぼしていた、というのを聞いたことがあるが、おそらくその地域を舞台にしている。
生贄狩りに村を襲われた主人公ジャガーパウは、都において処刑されそうになるが、逃げ出すことに成功する。しかし生贄狩り隊長の息子を殺してしまったことで、ジャングルでの追跡劇が始まる。
ラストではついに西洋人がやってくるが、ほとんど話には絡まず文明の終焉を暗示して終わる。
また『パッション』みたいなやつかと思ってたが、結構エンターテイメントしてて面白かった。
追いかけっこ+エイジオブエンパイアって感じ。
時代考証は間違ってる気もするけど明確にどこの文明とは言ってないし、面白いから構わんでしょう。しかしまあ、俺はあんな筋肉こそすべてみたいな時代に生まれたくはないね。
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■近況・・・そろそろ次の自主アニメを作りたいなと思いながら、とっかかりのアイデアは思いついたが、それから何も手をつける気が起きない。
■会社のない日は誰かと一緒にいたいとかなんだかさみしい気持ちになる、いつものことなのだが、でもなんか近頃はいつも以上にモヤモヤしている。あ、そうか、これは五月病なのか。
あと、映画など見たモノの感想というか評価をメモしておく。
■クローバーフィールド・・・先鋭的な目新しいものを期待していくとちょっと違うかもしれない。でも、スリルがありおもしろい。あたらしめの手法を使いつつも、シナリオでは無駄を排しているのでかなりシンプル。また、カメラワークと舞台の現実っぽさがさが登場人物の行動をウソくさく見せるかと思いきや、かえってストレートに共感させられた。CGエフェクトや災害時における人々の行動など、これは「9.11後の映画」だな、よく研究しているなと思った。
■マリオカートWii・・・ハンドルコントローラーを握ると、もうジョイスティックで車を運転しようなどとは思わない。ゲームに熱中し、「体が動いちゃってるよ」状態を楽しむというある意味逆転の発想だが、むしろこれが正しいゲームなのだろう。ただし、手が疲れる。
レンタル等で見た映画
■リロ&スティッチ・・・SFとハワイの文化を同時に紹介するって、やっぱりディズニー映画は偉いよなァ。作品自体もかなり面白いのですが、メイキングが面白い。作っている人たちが疲れた顔をしていない。羨ましすぎる環境。
■ベクシル・・・なんか微妙だった。
■UDON・・・麺通団行きたくなった。
■日本以外全部沈没・・・もちろん逆説的に教訓を含んだオーバーなギャグなんだけど、外国人が露骨に差別され続けるのを見ていると、何ともいえぬ奇妙な感じ。たまに声に出して笑っておかないと、気がおかしくなるかもしれない。
■007カジノロワイヤル・・・ショッキングな仲間の裏切りなどに明確な伏線がないのだが、、ちょっとしたカットや音楽の変調などでそれを「予感」させるのがうまい。もしかしたら裏切るんじゃないか?裏切らないでくれ、あぁやっぱり裏切ったウワァン。みたいな。
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テレビでやってたので「シルミド」をなんとなく見た。
映画の兵隊訓練モノってどういうわけか見入ってしまうな。
もしかしたら今まで見た韓国映画でいちばん好きかもしれん。
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僕の仕事で携わっている作品にも密接にかかわってくることなので重要なトコなのだが、
よくアクションものの前日譚エピソードなどについて、
「主人公が絶対死なないとわかっているから緊張感がない」
とか言われますが、・・・いやそれはどうだろうか?
アクション映画で本当に「主人公が死んでしまうかも」、なんてドキドキしている人は居ますか?(死んだら面白いなーと思っている人はいる)
思っていないからこそ本当に死んでしまった時なんかにすごくショッキングなわけで、「こんな大変なことしてたら死んでしまうよなー」と思ってたら主人公が死んでも「まあ当然だよな」となるはずです。
それと、エピソード3でベイダーは実はアナキンではなかったら面白かったのになあとひねくれた期待を抱いてた自分。
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「銀河ヒッチハイク・ガイド」のブルーレイディスクを買ったので、見た。
評判や世界観を聞いていたから、「この映画たぶん俺好きだな」とほぼ確信していた。だがどういうわけか僕の行く先々、レンタルビデオ屋には(地元でも東京でも)置いてあることはなった。
一生かかっても観切れないほど映像のあふれかえったこの世界で、特定のものをわざわざ高い金を払って観るか?という問いの答えは「42」ではないはずなんだが、それはともかくなんでもっと早く観れなかったんだろうと思った。
これは文句なしに、僕の好きな作品だ。
どこか「?」だと思う映画はだいたいイギリス映画。案の定この映画は英国製で、やはり何ともいえないイギリスジョークの連発だが、まあそれもまた良い。
あ、もしかしてアーサーがバスローブ着てるのは、スターウォーズのパロディなのかな?
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HBO製作の「ROME」というドラマを見ています。
軽く歴史の勉強にもなる。ふつうの時代劇というと風俗や人間の感覚があまりにも現代とかけ離れているために表現がマイルドにならざるを得ないが、「ROME」は風俗考証にかなり赤裸々にリアリティを貫いている。さらに現代劇のような家族ドラマを盛り込み、古代ローマのマクロな政治・戦争の要素と合わせて、かなり幅の広いバランスの良い飽きさせないドラマになっている。
おもしろい。
規制のないチャンネルで放送されたので、あの刑務所ドラマ「OZ」と同様に、やっぱり暴力とモザイクと死体がこれでもかというほど出てくる。製作もおなじHBOだし、もしかすると同じスタッフなのか、シナリオと画面のつくりもよく似ている。そして同様に全22話の完成に8年もかけたようだ。
HBOというと「OZ」はじめ「バンドオブブラザーズ」「シックスフィートアンダー」とか、むちゃくちゃクオリティの高いドラマを放送しているアメリカのケーブルTV。地上波で放送できない表現もやりたい放題。
日本でもHBOのドラマチャンネルの放送を開始したりしないだろうか。
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見てきました。エヴァンゲリオン。(いやヱヴァンゲリヲンか・・・。)
今回の「序」はすべて知ってる内容でした。特に何も言うことはありません。今思うとなんてネガティブな内容なんだろう。
今回のリメイクでさらにエヴァっぽくなったと思えるような部分もありましたが、やはり当時「エヴァっぽい」世界観というものをちゃんと構築できたというのも名作たる大きな要因なんだろう。(他のなにかに似ていないわけではないが、ちゃんとエヴァという世界観で調和している。マトリックスなんかもその部類にはいるのかな?)
あと本編終了後の次回予告はなんだそれヱー?って感じでした。だって、ろくご・・・(自粛)
今までも聖書ネタとか使ってちょっとイタい感じでしたが、第二部以降は最近の流行りも取り込んださらにイタい感じになりそうな気もします。でもすごく楽しみです。
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疲れて眠ろうとしたら、
頭の中で「キュイィィーン、キュイィィーン」という音がして眠れなかった。
聞きおぼえがある音なので、記憶にある何かの音がフラッシュバックしているのだろう。
音の正体はがわかった、そうか、昨日見たトランスフォーマーじゃねーか。
納得してぐっすり眠りました。
映画は、まあ期待してたほどではなかったかな?あのマトリックスの時のような衝撃を期待していたわけだけど。
最初に出てくる奴が出す衝撃波がカッコイイです。
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かつてディズニーから独立したアニメーター、ドン・ブルースの「おやゆびひめサンベリーナ」を見た。
このドン・ブルースというひと、「アナスタシア」「タイタンA.E.」「天国から来たわんちゃん」などなど「アメリカ物語」は見ていないけど、どれもどうもパッとしない。
どの作品にしても、緻密な描写や膨大な枚数の作画はすばらしい。日本ではくどい顔と言われそうなヒロインも僕は好きだし(『天国から来たわんちゃん』の女の子など、作画の自然さも手伝って危険なくらいかわいい)、ついてくる音楽もたいがい素晴らしい。白雪姫からのディズニークラシックの伝統を正統に受け継いでいる。
でもなぜか、いつもどこかがずれている。ドラマチックになりにくく盛り上がりに欠けるし、キャラクターの魅力がひきだせていないし共感が得られない。原作物の場合は面白くない所まで忠実だ。パッと見ディズニーなのに、どこかくどいキャラクターも含め画作りにもどこかに違和感を残したまま。(いわゆる客に媚びたモノが嫌いなんだろうか?そんなことでもない気がする・・・。)作品を見るたびに残念でなりません。
彼の作品はあまり国内では情報を得にくいですが、商業アニメ界最後の良心ドン・ブルース氏には今後も伝統的ですばらしいアニメーションを頑張ってもらいたいものです。
あと、ぼくは氏が作品にどういう形で関与しているかということに詳しくないのであくまで僕がみた『ドン・ブルース作品』への批評です。
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兄に歌舞伎へ連れて行ってもらった。歌舞伎は久しぶりなので楽しみにしていた。しかも蜷川幸雄の「十二夜」。

十二夜というのはもともとシェイクスピアの喜劇。そのあらすじは・・・
『船の難破で双子の兄と生き別れたヴィオラは、女であることを隠し男として生きていくことを決意。彼女が仕える公爵が恋する令嬢に、使者として訪ねたところ、女でありながら令嬢に惚れられてしまう。しかし、ヴィオラの心は上司である公爵に恋をしているのだった・・・。』
という少々複雑な三角関係を中心としたロマンチックコメディ。歌舞伎では、男装の麗人という役をもともと男である役者が演じるのだからわけがわからん。もっとも、シェイクスピアの時代も舞台に上がるのは皆男であったらしいから、もともとそういう狙いがあったのかもしれない。今回はそこに一人二役というのも入ってくる。
歌舞伎版「十二夜」は、ヴィオラは琵琶姫、オリヴィアは織笛姫という感じに、おそらくは平安時代(?)を舞台に、チェンバロなど南蛮っぽい要素を盛り込んだ美術。背景には巨大なマジックミラーを使って、背景が広がり、客席も写りこむという幻想的な趣向。
古典というよりはかなり言葉遊びを多用する新劇っぽい内容。ほとんど現代の言葉遣いだったから、なんだか、普通の現代劇を見ているかんじで、歌舞伎を見たって感じではなかった。ん~新劇と歌舞伎の融合といってもあまりうまくいってなかったかな。
美術はもうひとつ詰めが甘く、斬新さに欠けていたように感じたし(端っこの悪い席から見たのが原因?)、何より脚本の詰めが甘かったかも。わざと古典っぽい突き放した感じにしたのかもしれないが、場面場面の内容が現代っぽいだけに、エンターテイメントに徹してほしかった。具体的に言うと、「最後にきて実は生きてた双子の兄が、主人公として描いてきた双子の妹を差し置いて、最後を締めちゃう。しかも上司との恋を成就した妹の心理的な描写はナシ。」これは客としてちょっと残念。
双子の兄妹は一人二役をするので、物理的に再開のシーンはどうなんの・・・?というところの処理が面白かった。(歌舞伎ではよくあるシチュエーションで、定番で面白い。)
こういう、西洋と日本の古典の融合みたいなテーマは、僕も映像で挑戦してみたいところ。
歌舞伎は演技を見ていて面白い。双子の兄妹を演じた尾上菊之助は、娘、その男装、根っからの美男子の三役の切り替えが非常に面白かったし、大河ドラマで武田信玄やってる市川亀治郎の女形もよかった。織笛姫役のおっちゃんは演技はほんとの女っぽいしぐさが細かくてさすがベテランって感じだったけど、声が若くないのが気になって気になって・・・。
帰りに銀座「竹葉亭」で池波正太郎先生お勧めのウナギの白焼きと鯛茶を食いました。茶漬けだけで1800円って・・・。銀座恐るべし。超うまいけど。
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「渋滞している車の総量からたった5%の車を減らすだけで、ほとんどの渋滞は解消される。」らしいです。
人間の能力や作品の完成度なんかもそんなもんじゃないかしら。オリンピックと高校陸上選手のタイムとか、イチローと2軍の打率とか。5パーセントぐらいしか変わらない。
僕らのあいだで良く交わされる会話に「99%から100%へもって行くこと」についてというのがある。逆を言うと、完成度が上がれば上がるほど、加速度的に目に見える効果へのコストパフォーマンスが悪くなっていく。50億円の映画と100億円の映画を見比べても、金は倍かかっているけど。あまり違いはわからないしな。
でも「99.9999%の金属は、純度99.99%の金属では全く持たない特性を帯びる」って言う現象もある。
ああ、30%にも達していないボクタチには関係のない話だったかしら。
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ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』という映画。
最近、おバカな映画ばかり見ていたので、たまにはくそ硬派なものをと思い、この昭和天皇を題材とした映画を鑑賞。
終戦時、地下壕へ非難していた昭和天皇のその生活の実態と、アメリカの占領、マッカーサーとの会見での屈辱と決断を描いた映画。ってやっぱ硬いなー。
僕の感想と思いつきを何点か。
■誇張なのかもしれないけど、当時の日本の特に昭和天皇を取り巻く人々のリアルな風俗、リアルなしゃべり方、リアルな感情表現、振る舞い。さらにこの映画特有の時間や空気感が、まさにタイムスリップしたかのようなイリュージョンを生み出している。リアル時代劇とでも言うか、いくらリアルにしようが本当に江戸時代なんかの言葉を再現したら何言ってるか分からんだろうなーと思っていたけども、それ。
■ハリウッド映画圏ではないロシア映画といっても、他の娯楽作品ならば普段の僕らの映像感覚で見ることができるのだけど、この「太陽」ともなると、なんだこりはこの素朴なカット割りは・・・とか、少々違和感を覚えた。しかし、歌舞伎にしてもオペラにしても、普段の映像ばかり見ている人にとっては、とっかかりはそのペースについていけないけど、しばらく見ているとその時間感覚がわかり始め、いつのまにかすんなり入り込めている。文化圏や文法の違う映像もそんなようなものなんでしょうね。
■映画のひとつのテーマとして、人間宣言するに至った昭和天皇を描いているわけで、神ではなく同じ人間といっても、生活環境も違うし、生活を取り巻く時代も違う。時代が違えば、人間の精神構造も違うだろう。その心の動きに、すごく共感できるってことはないな。よくわからない。どんな心境だったのだろうか。ただ、これは他のすべての映画にもいえる話だろう。所詮他人を描いているのだから。
■今まで、難しそうな文学や映像を楽しめなかった理由はなんだろうかと考えてみた。僕は正直言って、高尚とか言われるような文学的作品(映像に限らず)は好きではない。何でかっていうと、その手の作品で描かれるような深い悲しみだとか、どうしようも無い絶望だとかっていうものに共感する心があまり無いというのあるけども、なんと言っても、その裏にもっともっと深いテーマが隠れていて、それを見つけられない自分はアホなんじゃないんだろうか、とビビッてさけていたのであります。、今思うと、難しいことがわからなかった子供の頃からずーっと潜在意識に刷り込まれていたのだろうか。改めてこの手の映画や文学に目を通すにつけて、実は裏の裏を読もうすれば、いくらでもでっち上げられるだけで、主人公や登場人物の表に出ている感情をストレートに捉えていけばそれでいいのだろうな、ということを齢23にしてこの「太陽」をきっかけにやっとたどりついたわけです。まあ、それもやっぱり間違えてるかも知れんけど。
この映画の監督、『エルミタージュ幻想』とかを作った監督らしいのだけど、硬派な人だなー。
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東京国際アニメフェア2007に行ってきました。
東京ビッグサイトです。東京にはこの手の建築物が多い。江戸東京博物館とか。
金田のバイクならぬ、FREEDOMのバイク。ルパンの車と不二子のバイクもありました。
iPod。すべて鉄コン筋クリート上映中。圧巻。
そんなもんでした。特に驚きの発表なども無く。
次回2008までになんか作って応募できたらいいな・・・。
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祝日と言うのは忘れた頃に突然やって来て、平日仕事のスケジュールをぶち壊しにして行く厄介なものですが・・・、とはいえやはり休日なのです。
というわけで、アニメーターのフジーくんと映画を二本立てで見に行ったりなんかしました。
『ドラえもん のび太の新魔界大冒険』
はじめは声に違和感のあったドラちゃんにもずいぶんとなれましたが、声が変わってからと言うもの劇場版のクオリティはすごいです。でも僕が大人になってしまったのか、あんまワクワクできなかったのは、ドラえもんと称して結構好き勝手に魔法バトルやりまくってたからでしょうか。
『AKIRA』
『蟲師』を直前に控え、大友作品を上映していたので見てきました。当時のフィルムらしく、かなりゴミ・キズだらけでところどころ途切れている部分もありましたが、作画がスゲーというのはわかる。デジタル化されていない当時の撮影や効果は、やはり今見るとすこし見劣りするかもしれません。技術的なことはわからないけど、今のデジタル技術で撮影しなおしたりできるのかな?歌舞伎町のシネマスクエアとうきゅうでは、引き続き『老人Z』『メモリーズ』『スチームボーイ』も上映するようです。特に前者二本はVHSでしか見たことが無いので、劇場で体感したいものです。
『すずや』
コレは映画じゃないです(笑)。西武新宿駅のすぐ近くにあるとんかつ屋さん。名物「とん茶」、ひつまぶし茶漬けのとんかつ版みたいなやつがうまい。他にもサービスの漬物を食べながらお茶飲んだり、メニューの表紙を棟方志功が書いてたりして、結構楽しめるお店。
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最近借りた映画の一言感想。
『2001年宇宙の旅』・・・ご存知の、非常にシンプルにして難解なSF映画です。あるこういうある種芸術作品を巨大な制作費で大真面目に作る大監督って最近いないな、と思った。もちろん今これを出しても売れないかもしれないけど・・・キューブリックや黒澤明のようなこういうの作ってくれる人が今いないのかもしれない。
『ゴッドファーザー』・・・主人公のマイケルが冷徹なマフィアのボスとして変身していく。なんか最近のアニメ系女子に受けそうな気がする。女の子ってこういうキャラ好きじゃない?
『真実の行方』・・・ハリウッドサスペンス映画のお手本のような作品?二転三転するお話の行方、ドンデン返しでも揺さぶってくれます。
『トム・ヤム・クン!』・・・『マッハ!』のスタッフ・キャストで制作されたムエタイ・アクション映画。変なキャラ、ワンカット長回しなど野心的なアクションシーンの応酬で楽しめます。はっきりいって『マッハ!』以上の面白さ。トニー・ジャーの動き、キレありすぎて、なんか3Dアクションゲームみたい。ストーリー展開はかなり無理やりな感じですが、まあいいでしょう。許す。
絶対はずさない2本を含めて、はずれのなしのレンタル4本でした。
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最近、テレビニュースでは、日々、過剰な非難とコロシばかりが報道されていますが・・・。
長らく、映像界の悪者は、ゲームを筆頭にアニメ、バラエティ、アクション映画・・・と名を連ねてきたのですが、なんだか最近はニュース番組が一番社会に悪影響を与えているんじゃないでしょーか。
各テレビ局は勝手に、悪人と無意味な対立ばかりを作り出して喜んでいる。今や規制が厳しくなったアニメやドラマより、ニュースのほうがよっぽどバイオレンスでエキサイティングだよね。
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このあいだ買ったDVD
『国際アートアニメーションインデックス 広島国際アニメーションフェスティバル傑作選』シリーズ・・・面白いのからつまらんのまで、東西のいろんなアニメ文化が楽しめます。『ジブリがいっぱいSPECIALショートショート』・・・そらいろのたね、On Your Mark、ポータブル空港シリーズ、「ハウス食品」「旨茶」CMなどなど。ショートフィルムってのは2時間なんて長い映画見るのが辛いときにいいですね。映像制作する人にとっても、アイデアが短い時間に凝縮されているのでパクるポイントがわかりやすい!
手塚治虫アニメラマシリーズ『千夜一夜物語』『クレオパトラ』・・・大人向け(?)アニメシリーズ。結構エロいです。もちろんエロ以外にもさまざまなアイデア、実験映像、ナンセンスギャグもりだくさん。しかも決めるときはかっこよく決める。ラフな作画から、なんじゃこりゃいまどきのデジタル撮影?という部分もある。もちろんセル画ですが。子供には見せられないかもしれないけど、成人諸君はぜひ見ておくべき作品ですよ。(ナンセンスギャグ作品には変に評価が甘い私。)特に『クレオパトラ』イチオシです。
『WARP Vision The Videos 1989-2004』・・・UKのレーベルWARP所属アーティストのPVを集めたDVD。どういう経済のしくみだかわかんないけど、日本でも海外でもプロモって大概映像がすごいのは何でだろう。誰か教えてください。短いから凝縮されているのかな?
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先日、倉敷芸科大の後輩から、作品集DVDが送られてきた。一年余りのあいだに制作した3作品をまとめたものだったのだけども、あきらかな進歩が見受けられて、非常に嬉しく非常に関心させられた。(どいつもこいつも僕たちの世代よりあきらかにレベルが高い。おまえら勝手にそんな腕前を上げるんじゃねーっ。こいつらただでも、ネイティブに映像感覚が鋭い世代だと思っているのに。)
映像感覚がどうであれ、古今東西、学生の作品は、大概にして個人の趣味が出たというか、まあ悪く言えば独りよがりな作品が多いわけだけども、見てもらう人に俺様ワールドを理解してもらう努力が足りない作品がそういうように思われているんじゃないだろうか。それって、作り手の側からすると妥協なんだけど、見てくれた人から「つまらん」って言われるよりはましかな。映像ってサービス業みたいなもんだし。
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映画というのは、登場人物の中でどのキャラクターを観客の共感(感情移入)の対象とするかというのを計算して作っている。主人公、相棒、狂言回し・・・誰に対して共感するか、というのは客が男性であるか女性であるか大人か子供か・・・などなどの要因によって変化するはずです。もちろん映画がどういう客層をターゲットにしているのかということに密接に関係しています。
映画『ユー・ガット・メール』において、僕は勝手にトム・ハンクスを主人公だと思っていたけど、よく考えると女の子は普通にメグ・ライアンが主人公だと思っているのかも。おそらくその両方で成り立つように作られているわけです・・・よくできてるなァ。
という当たり前のことに、今、はっと気づいたわけです。
ということは『ドラえもん』の主人公はのび太かドラえもんか?という昔からの論争に対して、僕はのび太が主人公だと思っていたけど、それは小学生の男の子であったと言う過去を持つ自分だからであって、年配の女性とか小学生の子供を持つ親はむしろドラえもんに共感しているというわけなのかぁ。
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早速『鉄コン筋クリート』見てきました。いろんなことをやってて、それでクオリティも高い。
『スキャナー・ダークリー』のときもそう思ったけど、ニ次元的なものを三次元に見せる処理がどんどん進化しているなァ。
こういう画面、個人的には大好きで自分でも使いたいなっていつも思っているけど、やっぱりCGって思って見ちゃうから、『AKIRA』とかの作画みたいな驚きがないですよね・・・。
こういうのがこれだけ一般的になってくると、たまに背景動画でぐりぐり動くシーンがあると相当なアピールになるでしょうな。描くの大変だけど。
でもとりあえず『鉄コン筋クリート』(原作読んでないけど)面白い。
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スキャナー・ダークリー、見てきました。まず映像の印象は、「この映画をアニメでやる理由は何だ?」
それについて考えてみると・・・、
まず、アニメでやらなければならなかった要素(SFメカ・クリーチャー)はそれほど登場しない。これははっきりいって、実写で行くべき内容。・・・でもそこにアニメでやる理由があったのかも。何の細工もないけど日常をそのままアニメにしたというのが、この映画の馬鹿馬鹿しいところだから。(ほめ言葉)
SF映画好きなわたくし個人的にはフィリップ・K・ディックの原作と言うことで、ブレードランナー、マイノリティリポート、ペイチェックetc、歴代ディック原作映画のようなもっとSFした映像が見たかったかな。・・・今度ディック読んでみようかな。
ところでアニメライズされる前の実写映像を想像したときに、「これって元はたいした映像じゃないぞ」と気づく。ロケにしたって、自主制作レベルの場所しか出てこないし、クレーンを使うとかそういうことにはお金をかけていない。本当の所は、たいしたことのない映像を「デジタルロトスコープ」というフィルターをかけただけで、超大作にしてしまうというのがこの映画の肝なのかも。
ただ、デジタルロトスコープという作業に超大作並みの膨大な資金と時間がかかっているであろうことは想像できます。
「スキャナー・ダークリー」、細かく見ていくと、平面的なものを少ないコストで三次元的に見せる様々なテクニックが使われているような気がします。ビデオ化されたら研究ですな。
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絵コンテにおいて、プロの世界のキッチリさ、面倒くささ。
いわゆる実写というものは、余裕のある撮影であれば、その現場において実感を伴ってカットのアングルを変更することができる。実際の撮影では現場で絵コンテを大きく逸脱してもかまわないし、別の角度からとりあえず撮っておいて編集時に選ぶということがやりやすい。
でも、アニメやCGを作る場合は、コンテ至上主義というか、はっきりいってコンテを書いてしまった時点でほぼ完璧な設計図が完成してしまいます。そこからの逸脱は難しい。アニメやCGの場合、カットを余分に作成すると言うのは相当な労力だし、編集のりしろを作るのも無駄な努力だから、コンテの時点でアングルもタイムも、さらにいうと役者の演技まで完璧に指示しておかないと、放送の30分という枠ぴったりに収められない。
僕は今まで、実写だけでなくアニメも自分でコンテを切って自分で撮影してきたので、かなりアバウトな絵コンテを描いてきたが、それでは通用しないと思い知らされています。
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先日の記事で紹介した『指輪物語』で使用されていた「ロトスコーピング方式」。
現在劇場公開中の『スキャナーダークリー』は同じ技法でつくられているようです。同じ技法といいながら、1978年の『指輪物語』から30年近くもの時間がたっており、その進化は楽しみ。やはりメイキングなんかを見るのも楽しみですが、アナログ時代とデジタル時代では、実写トレースといえどもそのプロセスは全く別のものになっているのではないでしょうか?
『スキャナーダークリー』の映像はこのうえなくかっちょいいですが、30年経ったら何じゃこりゃになってたりして・・・。
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僕たち20代が、ロボットマニアを自負する若者でも、登場ロボのかっこ良さを知っていても、みんな一度は名前を聞いたことがあるにもかかわらず、なぜだか本編がどういう内容だか知らない不思議な作品『装甲騎兵ボトムズ』。何故有名なのに誰も見たことがない?なぜならば、ここ数年のあいだ、レンタル屋にもなく、ビデオ発売もなく、スーパーロボット大戦にも登場しなかったからである。去年DVDBOXが発売されたが、内容もわからない物に10万円も出せる若者はいなかった。
長い長い空白の年月を経て、先日やっと、単巻DVDが発売!これで気になる名作「装甲騎兵ボトムズ」が(レンタルで)鑑賞できるってわけだ。
全13巻、ほかのジャケットはすべてAT(ロボット)のイラストなのに、突然中途半端な11巻を主人公キリコが表紙を飾っているというのがなんとも、粋でかっこいい。
全国どこのTSUTAYAやGEOに行ってもラインナップが一緒で、しかも海外のVシネみたいなしょーもない無名作品を何本も並べているにもかかわらず、誰しもが聞いたことのある名作を見つけられない。僕たち若者は過去の名作から学ぶことがまだまだあるのに。しかもレンタルしてない作品をAmazonで注文するお金もないけれど。
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レンタルショップなどでよく目に付く『ロードオブザリング指輪物語』アニメ版。
紛らわしいパッケージのパチモノだとばっかり思っていたのだけれども(・・・例のハリポタっぽいやつとかあるじゃない)、
会社にあった、はるか太古の「アニメージュ」にこのアニメの特集が載っていて、ああ、こっちのほうがむしろ本家だったのか、と感心して早速ありがたく拝見させていただきました。
お話はトールキン原作の「指輪物語」の前半部分。っていうか映画「ロードオブザリング」の2作目までとはっきり言って全く同じです。
そんでもって、このアニメのとんでもないところは、「ロトスコーピング方式」なる手法で全編制作されているところ。簡単に言うと実写フィルムの映像をトレースして、フルアニメーションで写しとっているわけですが(私の作品サムライハンター、ヨリトモの腕とほぼ同じ技法です)、この演技のリアルすぎて面白いこと。馬のアニメは最高に気持ちいいです。
フロド、ガンダルフ等主要キャラのキャラクターはちゃんとアニメライズされています。しかし、ザコキャラたちは作業が間に合わなかったのか実写そのまんま。実写キャラとアニメキャラがチャンバラします。実写ゆえにオークや闇の軍勢の邪悪さが際立っています。そのうち味方の人たちも実写そのまま使っちゃうんですけど。
当時の評価がどうだったのかはわかりませんが、かつて大真面目にやったであろう技法が、なんとも笑っちゃう面白い効果を生み出しています(馬鹿にしているわけではない)。現在の映像の表現力はもっと進化しているのだから、ここら辺をヒントにCG作品など作れば狙ったとおりの面白い効果が出せるかもしれない。
ちょっと変わった画面の工夫をしている映画って、一歩ひくと吹き出してしまいそうな「変」なものが多いですが、それこそが映像制作のファンタジー性というか、映画というものの非日常性、ロマンそのものです。もしかすると映画というテクノロジーの本質は白昼夢をフィルムに焼き付けるということなのかもしれません。
ちなみにアラゴルンやレゴラスはぜんぜんヴィゴ様やオーランド似のイケメンじゃないので気をつけてください。
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なんとも散財というか、BenQ製液晶モニターFP241WとYAMAHA製スピーカーTSS-15を買ってしまいました。
ハイビジョン映像というのはいろんなところでお目にかかっているので、そんなに驚きはないですが、5.1chサラウンドシステムというのは、お耳にかかる機会が少ないので、それが自宅で再現されるというのはちょっと面白い。
ちなみにFP241Wというのはパソコン用のモニターなので、TVチューナーもなければ、スピーカーもついていない。僕の部屋は狭いので、パソコンとTVのモニターを兼用しようと思って、これを選択した。せっかくフルHDなんで音も5.1chにと思いTSS-15を買ったが、6畳ではチョイ邪魔くさい。
さっそく5.1chのファーストインプレッションですが、映画DVDは音が横や後ろから聞こえるというよりは、ホールや部屋で音が反響と言うかんじ。劇場感があります。
一方5.1に対応したFPSゲームでは、敵が後ろにいる気配や、よけた弾が背後のドラム缶を打ち抜いて爆発する音が後ろから聞こえたりと面白い。5.1chシステムはゲームなどインタラクティブ分野で非常に有効かなと思います。
TSS-15自体は特にきれいな音が出るスピーカーというわけではないけど、よく言う音のよいステレオと5.1chというのはまったく別のカテゴリーの商品。ヘッドホンとスピーカーの違いみたいなもの。
あと、いままでのハイビジョンでDVDソフトを見ると解像度の関係で?汚く見えていた印象があったのに、FP241Wで『イーオンフラックス』のDVDを見たら「あれ?コレ、ハイビジョン放送?」って感じでなんだかきれいだった。なんでだろう。まあ別に追求しないけど。
ついでに『イーオンフラックス』について述べると、仏教っぽいテーマ(輪廻からの解脱)とアカデミックな日本っぽい美術設定の近未来アクション。うーん、僕は前々から仏教っぽい世界観でSFアクション映画を作りたいなァと思っていたからお手本になるかも?
ちなみに俗にスタイリッシュアクション映画などと呼ばれている「小大作映画」大好きな僕です。このジャンルで面白い映画にはなかなか出会えないですが、『イーオンフラックス』は久しぶりに面白かったです。
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近所のGEOで『世界のCMフェスティバル2002』なるDVDがレンタルされていたので、借りてみました。
くわしくは忘れましたが、フランスに世界のCMを5万本とか収集しているオッサンがいるらしく、そのおじさんが行った、CMばかりをオールナイトで流し続けると言うイベントのDVDです。なんと全4巻のDVDに延々とおもしろCMが収録されています。
以前、恩師の小出教授も「日本のCMは短すぎんねん」というようなことをおっしゃっていましたが、そのとおりで、海外のCMは2分3分は当たり前。ハイクオリティな映像で、映画のワンシーン(のようなもの)が突然始まり、なんだなんだ?と見ているとラストで実はこの商品の宣伝だったんだよ。みたいなパターンが多いです。
なぜ日本でそう言うCMが少ないかというと、テレビ局がそんなになが~いCMを契約してしまうと、何かの拍子でスポンサーが抜けてしまったときに、穴埋めできないからだそうです。
うーん、おかげで日本のCMって大掛かりなことができないんだろうね。たった15秒のためにせっかく大掛かりなセットを組んでももったいないものね。でも、最近はネットで配信したりだとか、ロングバージョンが日の目を見ることが多くなってきましたけど。
また、海外CMは日本に比べて比較的自由なやり方も多い。それぞれのお国柄もあるんでしょうが、ペプシとコカコーラをあからさまに比較するCMや、誇大広告な誇張CM、ロトに当たった金持ちがこの放送時間を買い取りましたと言う紛らわしいシチュエーションのCM(しかもロトのCM だと最後まで言わない!)など。あと人種もの、バトルものも多いよ。
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なんだか知らないけど、別に好きじゃないのにディズニーのことばっかり書いているような気がします。
『ラマになった王様』面白いです。何かと見落とされがちな作品ですが、CGをあまり使わない手書きアニメーションをメインに、ディズニーお家芸のの不条理ギャグをちりばめ、インディオの文化をパロディし、しかもちゃんと友情も描くという、ある意味大人向けな作品。
面白いな~馬鹿でいいな~こんなの作りたいな~。
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書店等で販売されている、著作権期限切れ名作映画DVDにディズニークラシック(ピノキオ・不思議の国のアリス他)が登場していました。
以前紹介した『三人の騎士』も500円で入手できるので、この機会に実験映像・美麗動画を研究してみては。
『三人の騎士』紹介過去記事 http://iguchi.cocolog-nifty.com/index/2006/05/post_eb06.html
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