書籍/漫画

2009年11月23日

水木しげる漫画

水木しげる漫画にはまっている。非常に面白い。

面白いので、僕は信者になりつつある。
考えてみればどこに行っても一人は水木フリークがいる。


特に僕は、登場人物たちの会話感が好きだ。
ねずみ男や悪い妖怪のセリフにしたって、漫画アニメ的なデフォルメとはまた違っていて、とぼけた感じというか水木先生の良い人柄が伺える気がする。

また、絵のほうも素晴らしい。キャラクターが一見ラフなかんじなので、いままであまり気にしてみてなかったけど、非常に緻密で相当な画力だ。

妖怪漫画、怪奇漫画というくくりで紹介されることが多いが(そもそも戦記や伝記など妖怪以外を題材にした作品も多様である)、ホラー的に恐怖や不快を売りにする表現は少なくて、常識から離れた霊的世界や現実の変わったエピソードを紹介し、まじめに考察・解説しているというかんじ。

妖怪学はじめ神秘学・民族学・考古学・戦史等の雑学に富んでいるし、人物伝的な作品も多くメジャーマイナー古今東西を問わない様々な人物への取材が詳しくて知識欲に訴えてくる。
(フリークの方々にはいまさらな評価を言ってみました。)

それはそうと、莫大な作品数があるので、どれから手をつけていいかわからん状態です。
鬼太郎とか悪魔くんとかも掲載誌や年代違いの別バージョンとか多くて。

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2009年10月26日

続6パラパラマンガ/「ドルーピー」「トムとジェリー」

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宝島社というところから出ている「ドルーピーDVD-BOX」 というのを買ってみました。ボックスっていっても別に箱じゃなくて、2枚組みのDVDの中にいわゆるパブリックドメインというやつがしこたま入っているというもの。ちなみに「トムとジェリーDVD-BOX」も買いました。

「トムとジェリー」は当然知っているだろうけど、「ドルーピー」って誰でしたっけと思われる方も多いだろう。

「ドルーピー」はちょっとヌケた感じの犬のキャラクターだが、トロそうだからといって奴を出し抜こうとしても、基本的に無敵なので逆に痛い目を見る。あるいは、奴から逃げても逃げてものっぺらぼうのように先回りしている、というのが定番のアニメ。無茶苦茶な「トムとジェリー」と比べてもさらに頭がおかしい。

以前、僕はどこかで「呼べど叫べど」というエピソードを見る機会があり、そのあまりのキレ具合に強烈な印象を受けた。

今回のDVDも全体的に頭がおかしくて面白い。
しかし、残念なのは個人的に「呼べど叫べど」に匹敵するエピソードは入っていない感じがした。最初にみたのがたまたま最高すぎたのか、単にチョイスの問題なのかどうかわからないけど。

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2008年12月10日

おやすみノンタン

その発行部数を考えると、80年代以降の生まれで「ノンタン」を知らぬ者は居ないだろう。

その作者が亡くなったそうだ。

ノンタンという猫の存在なんぞすっかり忘れていた。

子供の時好きだったものを、最近になって作者の死で思い出すことが多い。

今の俺自身が好むと好まざるとにかかわらず。ノンタンは俺を育て、確実に俺の人格を決定したものの一つだ。

少なくとも俺が犬より猫派になったの原因は「ノンタン」と「チャトラン」でまちがいない。

Nontan

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2008年12月 9日

ソウヤー2冊

ロバート・J・ソウヤーの「ターミナル・エクスペリメント」と「イリーガル・エイリアン」を読んだ。

会社の先輩に何か良いSF作家はいないですかと聞いたら、カナダのSF作家ソウヤーの名前を教えてくれたので、2冊読んでみた。少しずつSF小説を開拓している。

小説はある程度読んでみないと面白さがわからないし、個人的にも好き嫌いが激しいので手を出すのが億劫だが、ソウヤーは結構ヒットだと思う。

■「ターミナル・エクスペリメント」
医療検査機器のエンジニアであるピーターは、臨死の床にある患者から脳外へ抜け出ていく微弱な電流を捉える。「魂波(ソウルウェーブ)」と名づけるが、人間の霊魂の発見としてこのことが世界に大きな影響を与える。というのが冒頭。

ある種の科学的ブレイクスルーが世界や人々のモラルや常識に影響を与えていく過程を描くというハナシは好きだ。(バクスター「過ぎ去りし日々の光」や星新一etc)

しかし、この小説の面白いところは意外な捻りを加えてくる所。前半の魂波をめぐる騒動を前提を踏まえたうえで、後半は主人公の脳をスキャンした3体のデジタルコピーが起こした殺人事件を追ってミステリーが展開する。

ジャンルが違う小説を続けて読まされただけで、いきなりミステリーが始まっていいんじゃないのとも思うけど、意表を突かれた嬉しさと哲学的な結論への前提になっている。

小説の舞台がキリスト教世界だからなのか、天国とか死後の世界、それに絡めて神の存在などと大騒ぎになったりするが、もし現実に「魂波」が発見されたとして、どのようなことが起こるのだろうかと想像を膨らませてみたくなる。死後の世界の実在が証明されないのであれば、僕は細胞やDNAが発見された時とたいして変わらないんじゃないかと思う。そんなに大騒ぎにはならないのかも。最近は冷めちゃってます。

■「イリーガル・エイリアン」
「トソク族」というエイリアンが地球にやって来た。人類は彼らを好意的に迎え、史上初のファーストコンタクトをは友好的に進んでいた。しかし、トソク族と親しかった人間が死体で発見され、なんとエイリアンの訪問者の一人が容疑者として逮捕されてしまう。カリフォルニア州対エイリアンという前代未聞の裁判になってしまう。

まさに俺好みな冒頭。SFを裁判ミステリーにしてしまう馬鹿馬鹿しさ。肝心の裁判シーンはしっかりと取材してあり、日本でも始まる裁判員制度の入門にぴったりかも。

思考の読めない相手に検事側も弁護側も戸惑うと言うのは裁判モノでよくある手法だと思うが、それが宇宙人と言うことで文化が全然違うとか、戦争になってしまわないだろうかとか、普通の法廷モノにはないタイプの緊張感と謎が付加されている。

 

ソウヤー読んでみて、「魂を観測」「宇宙人が裁判に」などとアイデアだけ聞くととびぬけてて、俺好みの「見てー!」と言う感じで掴みはOK→頭でっかちにならない適度に映画的な展開が続き、テクノロジー的にもサスペンス的にも続きが気になる→そしてジャンルを飛び越えてしまうような転換でまた驚かされる。と、よく出来てるなァ思った。

Illegal

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2008年11月 8日

浮浪雲

「はぐれぐも」と読む。

むかーし僕の少年時代には「浮浪雲」は雲海酒造のCMのキャラクターだったので、なんかおっさんが読む漫画かと思っていたが、やっぱりおっさんの読む漫画だったのである。

おっさんというか、それ悪い意味じゃなくて、すごく「深い」のだ。

仏教的というか、生き方のコツを教えてくれる漫画だ。ちょっと説教臭いと言えばそうかもしれん。

 

なんだかろくなことがねえなと腐っちまってる俺たちに、主人公の雲が言う。

「ま、どっちでもいいじゃねーですか。」

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2008年9月17日

環境問題のウソ

兄から池田清彦という人の「環境問題のウソ」という本が送られてきたので読んだ。

この本は世間で騒がれている3つの環境問題、地球温暖化問題、ダイオキシン問題、外来種問題の虚構について書かれている。

もちろん、地球温暖化は人間の仕業じゃありませんよなどと言われても、科学に詳しくない僕のほうでは著者の言うことが正しいのだか、ただの楽観主義なのかは判別できない。ただ、これも鵜呑みにせず「環境問題のウソ」の内容に対して疑ってみるのも、著者の最終的な主張から外れてはいないとも思う。(その理由は最後に引用する)

この本の中で、僕が面白いと思ったのが、3つ目の外来種問題の章。著者が生物学者ということもあっていちばん深く説得力のある内容になっている。そこには著者の哲学的なスタンスも垣間見える。

彼の薦める自然に対するスタンスは、もともと僕が考える自然の中の人間の在り方や(ややSF的な考えとしての)人類の進化や発展にかなり合致する部分があり、興味深い。

「自然を守ろう」とか「地球にやさしく」あるいは「固有の生態系を保存しよう」ということに対して、結構クールな見方をしている。

とりあえず、前半は飛ばしてこの章だけを読んでみてください。

 

あとがきの最後の一文が印象的。

(世間で「正義」としてもてはやされているものに対して)たとえわずかでもよい、抵抗せよ。

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2008年8月23日

のだめ19巻

もう21巻が出ているというのに、いまさら19巻を読みました。

この19巻のわたくし的見どころは、のだめ達のウィーン旅行。

作画の上でもウィーンの名所がきっちりと取材されていて、行ったことがある人にはすごく懐かしい。

オペラ座、シェーンブルン宮殿、ハイリゲンシュタットのベトベンの家、たしか手塚治虫の「ルードウィヒ・B」(のあとがきだったかな?)にも出てきた散歩道、ホイリゲ・・・。すべて僕が数年前のヨーロッパ旅行で訪れた場所。次々と記憶が蘇ります。

もう一度行きたい!あわよくばヨーロッパに住みたい!!!

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【追記】とか書いてたら、急に続きが読みたくなって早速21巻まで読みました。主人公のはずの、のだめ自身にずーっとまったり進展がないような感じがあるけど、今回は急展開で、22巻も楽しみですね。

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2008年7月19日

島本2作品最終回

「新吼えろペン」「アオイホノオ」が終わってまうんだそうな。

ヤングサンデーが休刊するってことで「アオイホノオ」が終わってしまうのは残念ながら仕方がないことなのだろうけど、「吼えペン」まで終わってしまうと、僕の島本分はどこで補給すればいいのだ。「きゃらびぃ」に載ってる「アニメ店長」だけか?いや、アニメイトとか絶対行かないし、こりゃ入手困難だなァ・・・。こうなったら島本先生の同人誌でも開拓してみっか?

それにしてもテレビをずっと見ていないので、この「らき☆すた」というのも見たことがなかったのだけど、アニメ店長が出てると聞いて、…ああこりゃすげえぜ!

ここまでマンガの雰囲気を再現できるのならば、島本アニメはアリだなァ。

だれか「吼えペン」アニメ化してくれーっ!誰もやらないというのなら、俺がやってやるぜーっ!!

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2008年6月24日

ガンドラゴンΣ

寺沢武一の「ガンドラゴンΣ」について。

一言で説明すると、インリン・オブ・ジョイトイが3DCGのやつらと戦う変なマンガ。
でも、やっぱり素人には敷居が高すぎるでしょうよ。なんで主人公だけ実写かっつーはなしですよ。

漫画自体はいつもの寺沢節炸裂な感じで、セリフも構図もカッコいいのだけど、CGとかだいぶ変。
少々古い作品だからというのもあるだろうが、チープな質感の3DCGがいちいち気になる。

「武」とか「COBRA」とか寺沢さんのCG導入後の作品て独特な色彩や手描きとCGとの違和感が一般的な感覚よりかなりはっちゃけてる。僕は嫌いじゃないけど、普通の人はなかなか馴染めないはずである。

でも、まァ、僕は大好きです。


とにかくこの実写漫画、今の技術で作るともっと違和感のないものが作れそうなだけに、個人的にはこれで終わらないで、もっといろんな実写漫画が読みたい!

Sigma



…ちなみに、拙作の実写漫画
冗談で撮ってた映画から抜き出した絵をなんとなく漫画にしただけだが、これを習作にしてもっと合成しまくったものを作る気だった。それこそガンドラゴンのようなものを。

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2008年6月21日

この道/CUM'CUM'

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何年か前に日石三菱のCMで、
北原白秋と山田耕筰の「この道」をロックアレンジした曲が使われていたのが、気になってなんとなく探していた。このたび、そのずっと気になっていたCDをやっと手に入れた(中古)。

ロックなダミ声で名曲のカバーなんで、忌野清志郎さんが歌っているもんだと勝手に思いこんでいたのだが・・・、そりゃ見つからないはず、歌っているのは実は
ぜんぜん違う人でCUM'CUM'というバンドだ。やっぱCDで聞いてみたら声全然違うわ。
その昔ゲゲゲの鬼太郎のEDとかを歌ってた(というかそれぐらいしか知らない)、憂歌団の木村充揮さんのバンドだそうです。

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